カテゴリ:不安の特徴と役割、欲望と不安の関係
欲望が暴走する人は、制御、抑制しなければという気持ちは持っています。
でも意志力が不足しているのか、その時の流れにすぐに流されてしまいます。 欲望は一旦火がついて燃え始めると、自己抑制力は働かなくなります。 例えば、大勢で飲酒をすると、深酒になり前後不覚になる人がいます。 そして大切なものをなくしてしまう。 駅のベンチで寝てしまう。終点まで乗り越してしまう。 次の日二日酔いで仕事に差し支えがでる。 頭痛で休む人もいます。 あるいは気が大きくなって酒気帯び運転をしてしまう。 検問に引っ掛かることはないだろうと安易に考えてしまう。 そして事故を起こして、逃げてしまうという人までいます。 あるいはグチが止まらなくなる人がいます。 上司や同僚の悪口を言い始める人がいます。 遂には暴言を吐いて喧嘩する人もいます。 あるいは暴力事件を起こしてしまう人もいます。 その結果会社で自分の居場所がなくなります。 性的な興奮が高まる人もいます。 その状態で電車やバスに乗ることは考えものです。 普段は冷静な人が、新聞沙汰の事件を起こしてしまう。 会社や家族や親戚に顔向けができなくなってしまう。 そして会社を追われて、一生を棒に振る人もいます。 自分はどんな欲望が暴走しやすいかはだいたい分かっています。 アルコール、ギャンブル、ネットゲーム、性的な欲望、買い物、食べ物など様々です。営業職の場合、仕事を放棄してさぼることが習慣化している人もいます。 欲望の暴走をがまんできる人は、問題になりそうな状況を避けるのが上手です。問題になりそうな状況に身を置かないように意識している。 最初から近づかないようにしている。自己管理がきちんとできる人です。 例えば宴会で酒を飲むときは、人より飲むペースを落としている。 食べるほうを優先して、飲むことは抑えている。 海鮮サラダなどをよく食べている。この場合最初が肝心です。 最初の30分、1時間が勝負だと認識している。 さらに酒を飲むたびに、同量の水を飲んでいる。 これは意外と効果があります。 二次会に誘われても、体の調子が万全ではないと断るのがうまい。 誘惑を断ち切り、いつのまにかいなくなるのが上手である。 そして電車やバスを使わないで、タクシーですぐに帰宅する。 欲望がしばしば暴走する人は、親しい人と一緒に行動している。 単独行動はすぐに欲望が暴走して、自分には制御力が効かなくなると自覚している。同行者に暴走の抑止力として忠告してもらうようにしている。 営業の場合は、さぼらないように同行営業で退路を塞いでいる。 あるいはスマホの位置情報を活用している。 ちょっとした心がけで、その結果は天国と地獄の差となってしまうのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.24 06:38:43
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