カテゴリ:人間関係、不即不離
昨日の黒丸尊治先生の治療法を集談会で活用する具体的な方法について考えてみました。
1、相手が抱えている悩みや心身の痛みをよく聴く。 窓口営業の仕事をしていますが、ミスや失敗をすると上司や周りから叱責されるので、針のむしろに坐っている感じです。 ミスや失敗が気になって、仕事に積極的に取り組むことができません。 いっそのこと退職したいと考えているのですが、その後の家族の生活のことを考えると決断できません。 自信を持って仕事をしたい。人の評価を気にしない人間になりたい。 何かよい方法はないでしょうか。 2、悩みを抱えながらも現在実行できていることを見つける。 3、そこを評価する。ほめる。 深刻な悩みを抱えておられますが、現在なんとか踏ん張っておられますね。 そこは大いに評価できるところだと思います。 症状がひどくなると、家に引きこもり何もできなくなりますからね。 悩みを抱えながら仕事をされているのはすごいことだと思いますよ。 その点はぜひ自分で自分をほめてあげましょう。 私も同様の悩みを抱えていましたが、集談会で先輩から「あなたは月給鳥になりなさい」と言われました。 生活費を稼いでくるという目的をしっかり持って仕事をすることが大切です。 それまでは人間関係をよくすることが最大の目的となっていました。 さらに墜落しない程度の超低空飛行で十分ですよと言われました。 辛いときは私たちが寄り添ってあげますから、なんでも話してくださいね。 今振り返ると集談会の仲間の存在は心強かったです。 4、どうすれば悩みを抱えながらも行動できるのか、そのコツを教えてもらう。 自分の与えられた仕事を何回もチェックして間違えないように心がけています。 会社では2人ほど話し相手になってくれる人がいます。 アルコールが好きなので、酒で発散しています。 休みの日はリサイクルショップや水泳に行っています。 音楽も好きでコンサートにも時々行きます。 それと月1回集談会に参加して、悩みを聞いてもらうようにしています。 ボランティアで老人ホームの慰問活動をしています。 5、今の苦しみや痛みが仮に1割程度減ったとすれば、どんなことができるか、あるいはどんなことをしてみたいかを聞く。 そうですね。心の重しがとれて気が楽になるかもしれませんね。 その分仕事に意欲的になれるかもしれませんね。 仕事の段取りがよくなるかもしれませんね。 今は納期にまで気が回らないですから。行き当たりばったりです。 ミスをするとすぐに自己嫌悪、自己否定するところがあります。 そんなに自分を責めないようになるかもしれませんね。 6、弾みがついても、無理しないで、自分の出来る範囲で取り組んで行くことを伝える。 調子がよくなってもやりすぎはやめましょうね。反動が怖いですから。 森田では雑仕事を丁寧にすることをお勧めしています。 ルーティンワークを丁寧にこなしていると精神的にゆとりが生まれますよ。 自分のペースを守って決して無理をしないで仕事に取り組んでくださいね。 雑仕事を丁寧にこなしていくと、他人から評価されるようになり、人間関係がよくなりますよ。 その他、規則正しい生活や凡事徹底をお勧めしています。 外堀を埋めているのです。治った人はこの関門を通過していますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.01.07 08:05:57
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