カテゴリ:生の欲望の発揮
人間はどんな時にやる気が出てくるのか。
これが分かっていると、人生がむなしいとか退屈だなどとは考えなくなります。 時間が経つのが早く、人間に生まれてよかったと思えるようになります。 今日はこの問題を取り上げてみました。 1、好きなこと、楽しいこと、気持ちがよいこと。 興味や関心があることは、ドパミンやβエンドルフィンがでてきて、すぐにやる気が出てきます。 逆に嫌いなこと、苦しいこと、面倒なこと、おっくうなことは、ノルアドレナリンがでてきて、行動は抑制的になります。これが脳の仕組みです。 2、得をすること。人から評価されること。 お金などの報酬に結びつくものが見つかるとすぐにやる気が出てきます。 誰もができないようなことで成果を上げることが予想されるとやる気になります。 しかも長期的な持続力があります。 3、相手と競り合い、勝ちたいという気持ちが湧き上がってくると途端にやる気に火がつきます。 ライバルを持っている人は情熱の塊です。 スポーツやゲームなどは、ほとんどこの要素があります。 4、イヤイヤ仕方なく始めた事でも、その中に問題点、課題、改善点、改良点、楽しみ、感動が見つかるとやる気が出てきます。これは森田でお勧めしていることです。 そのためにはそれらをきちんとキャッチすることが不可欠となります。 5、日々のルーティンワークを確立した人は、身体がすっと動いてくるようになります。 習慣化された行動を中断すると、居心地の悪さを感じるので自然に必要な行動ができるようになります。 傍から見ていると規則正しい生活をしている人は、やる気のある人に見えます。 これも森田でお勧めしていることです。 今やりたいことが何もなくて虚しいという人は、5つの項目の中から取り組む課題を見つけてみましょう。特に4と5をお勧めしたいです。 2つを組み合わせると俄然やる気が出てきます。 よい行動の習慣化は3ヶ月くらいかかります。 飛行機でも安定軌道に入るまでは不安ですが、一旦安定軌道に入ると安心と自信が生まれます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.08.19 06:20:10
コメント(0) | コメントを書く
[生の欲望の発揮] カテゴリの最新記事
|
|