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藤原久敏の『あやしい投資話に乗ってみた』

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藤原久敏

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2021.06.11
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開業して数年間は、アチコチのカルチャーセンターにて
講師をしておりました。

とくに、中小カルチャーセンターは講師のハードルは低く、
出版実績(運よく開業してすぐに出版できた)をアピールすれば、
それなりに、講座やセミナーをさせていただく機会に恵まれていたのでした。

ただ、報酬は微々たるもの。

これはあくまでも私の経験ですが、「講座代金(セミナー代金)×40%程度」
多かったです。

なので、2時間1000円のマネーセミナーを開催して、10人集客して、
私の報酬は「1000円×40%×10人=4000円」

当然、準備にかかる労力も入れて、この報酬。
しかも、資料の紙代・コピー代も自腹。
さらには、交通費など出ません。

そうです、労働条件としては、かなり悪いです。
ただ、当時の私は、講師経験を積むべく、そのわずかな報酬でも、
頑張っておりました。
ただ、10人集客することすら、中小カルチャーセンターでは厳しいわけです。

そんな中、某カルチャーセンター担当者から、以下の提案がありました。

「先生の本を、特典にしましょう!」
「セミナー代金は、その本の価格と同額にすることで、実質無料に!」

なるほど、たしかに、おトクです。
これから、それなりに集客できそうです。
担当者も、ドヤ顔です。

私としても、セミナーの報酬に加えて、本も買ってもらえるので、
断る理由はありません。

が、ふと思いました。
本を買ってもらえる?・・・カルチャーセンターが、そんな太っ腹なのか?
そこで確認しました。

私:「でも、本はどうやって調達するのですか?」

これに担当者は、

担:「本はぜひ、先生にご用意いただければ」

ちょっと雲行きが怪しくなってきました。

私:「そちらで買い取ってもらえないのですか?」
担:「はい、お支払いできるのは、セミナー報酬だけということで、、、」


つまり、本価格1000円、セミナー代金1000円とすれば、
私は1人集客するべく、1冊本を差し上げ(1000円分負担)、そして
受講生が払ったセミナー代金1000円のうち400円をいただくということです。

これでは、1人集客するごとに、マイナス600円。

このことを担当者に伝えると、、、

担:「でも、たくさん集客できれば、次につなげることができますから!」
  「今回は、ぜひ、ご協力を!」


残念ながら、二度と、このカルチャーセンターで講座を持つことは
ありませんでした。

この後気付いたのですが、無理な条件を行ってくる取引先は、
このカルチャーセンターに限らず、どこもたいてい、

「また、いい条件で、お仕事回しますから、、、(今回はよろしくね)」

と言ってくること。

実際、回ってきた試しは、ほとんどございません、、、と言いたいところですが、
担当者との間で信頼関係ができていれば、いいお仕事が回ってくるのが、
また難しいところでございます。
※今回のカルチャーセンター担当者とは、まったく信頼関係はできていなかった

なので、無理な条件でも、無下に却下せず、総合的に検討するように、と、
これは今でも心掛けております。






最終更新日  2021.06.11 21:04:10
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