テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:外国映画 な行
今頃見に行ってるので、すでに楽天ブログの映画のカテゴリには
このタイトルはどこにもない。 そんなにずれてますかぁ。 おかげでうちの近くのシネコンじゃ夜しかやってなかった。 しかたがないから東京のど真ん中銀座までちょっくら行って来た。 「有楽座」さすが、銀座の映画館。 すっごくきれいにリニューアルされていて、 デザインがレトロなのですー。 入り口のガラスの自動ドアも昔のガラスドア風デザイン。 場内もレトロな内装で、やまぶき色が主体。 シートも壁のカーテンもクリムゾンレッドのベルベットでできていた。 その劇場の満々中のシートに座って見てきましたー。 かっこよかったー。 ミラージュ2000が最初から最後までバーンバン飛びまくってて。 人によってはいまいちって人もいるけどやっぱり私程度ならあれで充分です。 ほんとーに戦闘機に乗ってる感じ。 中からと外から映してくれて、 しかもバックがフランスの美しい風景だったりするのですから アメリカ映画のがさつさにそろそろうんざりしかけて もうアクション系の映画はみたくない って思っていたところですが、 そうかやっぱりいい映画ならアクションでも、 まだまだ面白いし、やっぱり映画館でみなくっちゃ と思ったのでした。 この映画は自宅のテレビ画面で見るのはあまりにもったいなさすぎる。 「フランスの国策映画だ」という話をどこかのブログで読んだんだけど、 そういう視点で見るとそれはそれで面白い。 フランス空軍の全面協力っていう触れ込みだけど 全面協力っていうよりフランス空軍のための映画だよね。 ほらーフランス空軍てこんなにすごいんだよー とみせびらかされている感じでした。 ちなみにミラージュは着陸時の減速のためのパラシュートが四つついていた。 アメリカの場合は二つしかついていないんだそうだ。 さすがフランスの戦闘機。金と手間がかけてあるね。 というのがうちのダンナの意見です さて、この映画を見て、世界各国の首脳陣は、どう評価したんでしょうね。 ドシロートの私にはもちろんわかりませんが。 私的にはかっこよかったですぜ。 そしてラストで悪役が乗ったフォルクスワーゲンが爆破されたり アイポッドというあだなの大尉が撃ち殺されちゃったり、 テロの下っ端の乗ったトラックがトヨタだったりする。 日本てテロのしたっぱですかぁ。 日本は泥棒の下っ端あつかい。 爆破されるよりましなのかなぁ。 でもね。トヨタのトラック。あんなアフリカの砂だらけの原野でも、 あんなおおざっぱでメンテナンスもやりそうにないところでも、 ちゃんと役に立つんですよ、日本車は。こわれないんですよ。 日本車ってすごいかも。 ドイツは爆破され、アメリカは撃ち殺され、日本は泥棒の子分。 そしてフランスの戦闘機は がんがんかっこよくとびまくって最後はテロまで撃ち落して やったーフランス万歳ってとこかな。 まあ、この手の映画にありがちなだらだらしやすい 地上での人間ドラマの部分が少なくて、すっきりしててよかったけどさ。 ところでね。最初の方ででてくるセリフ。 「女の影に男あり」 だって。 フランス映画だからあまりに当たり前なセリフと油断していたら、 やっぱりばりばりに複線はってあるじゃん。 いくらなんでも、新入りの女がなんてありえすぎー と思っていれば、裏の裏をかく当たり前すぎる設定。うーん。 まあ、戦闘機がばんばん飛ぶところを楽しむ映画なので、 かっこよけりゃーいいんですよね。 ただね。ストーリーがいい方がますますかっこよく見えるものなんですよね。 でも、説明が足りなくてストーリーがわかりづらい。 私もさすがに後半はちょっとよくわかんなかった。 苦しい状況ですね。 なにしろ謎解きのためのセリフが一瞬ぱっとしゃべられて終わり。 ちょっとトイレでも、行こうものなら、 どういう話だったんだ?ってことになっちゃう。 絞りに絞ってあるので見るときはセリフ一つもはずさずに 気合いれて見ませんとね。 さてー手取り足取り書きすぎなんだけど、ストーリー解説。 イギリス空軍の航空ショーからいきなり、 どこかへとんでっちゃった戦闘機ミラージュ2000。 たいへんだってんで、フランス空軍の戦闘機二機で追撃。 これが主人公のマルシェリ大尉とその同僚のセブ。 ところがミラージュ2000がこちら側を攻撃してくる。 しかし、反撃の許可が降りない。このままではやられる。 どうする。マルシェリ大尉。 実はこのミラージュはフランスの防空をチェックするための 隠密指令によるものだった。 だから攻撃許可が降りないんだけど、 さらに実はミラージュに乗っていたのは 乗る予定だったパイロットと入れ替わって乗っていたテロ側の パイロットだったのである。 テロがミラージュを盗んで逃げていく途中だったわけなんだけど、 本部はもちろんマルシェリ大尉も この段階では何がなにやらぜんぜんわかっていない。 許可は降りない。でも、やられる。って時このわずか数秒の時間で どのくらい正しい判断ができるか。 相手は結局テロだったわけだし、テロが泥棒するところを ぎりぎりでストップかけたんだから マルシェリ大尉の判断は、抜群にすばらしかったわけなんですね。 中盤で裁判にかけられて軍をクビになったりしますが、 結局事の真相がわかって復職できます。 命令にさからえばどうなるかわかっていてなお、 どこまでその先を見込んで 瞬時に正しい判断ができるか。 かっこいいぜ、マルシェリ大尉。 さて、ミラージュを盗みたいテロ側はまだまだ懲りない。 武器商人に戦闘機を売り込みたいアメリカとフランスの戦闘機レースの 情報を察知して、さらに計画をたててくる。 戦闘機の空中燃料補給のための補給機のパイロットを射殺し、 このあたりでミラージュの燃料が切れるだろうと予測して そこに一番近いど田舎の空港で待ち構えているテロ軍団。 テロに捕まっちゃたマルシェリとセブ。 しかしミラージュを持ち帰りたいテロのために ミラージュを操縦させられたマルシェリは テロの命令を無視して空港に戻ってくる。 このときの着陸時にソニックブームを起こして見せてくれますね。 画面にもはっきり映っていて、これってすごいんだそうだ。 おかげで空港の建物は壊れるし、テロ軍団もやっつけられちゃうし、 こんなことができるのはよっぽどすご腕のパイロットじゃないと 無理なんだそうだ。 フランス空軍でも、トップクラスの腕だってことですね。 かっこいいぜ、マルシェリ大尉。 それにしてもマルシェリ大尉がクビになったとき 一緒に空軍をやめちゃったセブ。 クビを覚悟でセブを助けるために テロの乗ったミラージュを撃墜したマルシェリ。 二人とも戦闘機に乗るのが大好きだったのに、 友達のためにこんな事できる二人ってすごい。 友情っていいなあ。 さて、パリサミットを攻撃するために しつこくミラージュ泥棒を繰り返したテロですが、 なんとか一機泥棒するのに成功した。 これに乗っているのがスパイとしてフランス空軍に入っていた 金髪美女新兵のエステルですが。 ラストはパリサミットを攻撃しにやってきたテロ戦闘機軍団ですが、 当然マルシェリにバンバン撃ち落されまして、 やっぱりかっこいいぜ、マルシェリ大尉。 しかしなぜに生き残ったのかな。エステル。 パート2作れそうですね。 さあ、来週こそナルニア見なくっちゃ。 日本の戦闘機マンガといえばやっぱりこれだね。
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