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元・経営コンサルタントの投資日記

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2010/05/02
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カテゴリ:投資成績
 
4月.GIF

 

概況

J-REITががんばったので、全体的にポジティブな結果で、分散効果が吉と出た月でした。日本株も出遅れ銘柄が主体の私のポートフォリオ(PF)は堅調でした。

振り返ると、ゴールドマン訴追、ギリシャ等の格下げは、利益確定の好材料だった可能性がありますね。私の場合、年初来快進撃の値上がりを続けていた株ほどドカンと売り込まれました。

 

しかし、不安要素もあり。

為替レートと米国個人消費者マインド

 

まず、為替レートです。ギリシャをいじめるあまり、ドル高ユーロ安になっています。

 

ドルユーロ相場過去2年.gif

 

上記は過去2年間のドル/ユーロ相場の推移です。リーマンショックで一気に流動性がドルに傾き急激なドル高になって、そこからFRBの極端な低金利政策があって、ドル安に誘導してきました。

仮にこのままさらにEU圏内のソブリンリスクを煽り立てるようですと、せっかくのドル安誘導政策が水の泡となりそうです(リーマン前のドル安はドルとユーロの金利差が原因だと思います。ユーロ圏内はインフレ懸念があったので金利高、米国内は景気減速が見えていたので低金利だった)。

 

10年第一四半期決算は、米国企業は上記のオレンジの帯のドル/ユーロ相場だったので、軒並み対前年同月比では、為替で優位な状況にありました(なんだかんだ言っても米国とEUの経済の結びつきはアジア以上)。

 

たとえば私のPFの一角、P&Gはこの決算で対前年比7%の売り上げ増加でしたが、3%はドル安によるものでした。アボット・ラボラトリーズでも、売上高が+14.06%のうち為替の影響が4%ほどありました。

従いまして、これ以上ドル高が進むと、決算への影響も出てきて、増益率が伸び悩む →米国株価が伸び悩む一因→東証への影響も無視できない?

 

ウオールストリートがギリシャいじめをすればするほど、自国企業の株価を下げる要因になりかねない(けどトレーダーの人たちは自分のボーナス計算しかしていないのだろう)。 

 

さらにわがドル円レート。従来は、ギリシャが騒がしくなると「逃避通貨」として円が買われましたが、最近では94円台前後をキープする円安方向で落ち着いています。「日本国債の不安からくる円安だ」という声と、「生保が為替予約なしの外債を買っている」という声がありますが、前者だと嫌ですね。

私は単純な米国景気回復によるドルキャリーの巻き戻しによる円安(円高是正)に期待しての米国株買いですので。

 

消費者心理ついても、P&G、コルゲート・パルモーリブ、キンバリークラークの米国家庭用品系企業の米国での販売単価が3%程度下落しているようです。もちろん単純な値下げにとどまらず、廉価ブランドを出したりしているので、利益は改善しているようですが、上向いているといわれる米国消費者は以前と比べて価格に敏感になっている可能性があります。消費回復というにはまだまだ早い気がします。

 

また、トヨタのリコール騒動で、トヨタが販促に値下げキャンペーンに打って出ているため、各社値下げ合戦になっていることは日本でも盛んに報道されています。自動車に対する消費も価格に敏感な消費者心理が表れている可能性があります。

 

米国株

うーん、決算は総じて良かったのですが、フォードの決算(純利益が3か月で約2,000億円!)が良すぎて、アナリストがかえって今後を不安視していました。いわく、こんな高収益は持続不可能だ。なぜなら

 

鉄鉱石をはじめとする原材料の値上がり

欧州の補助金切れによる需要後退

値下げ合戦による利益低下

リース車両の中古価格下落(金融子会社の利益低下)

そして

急激な増産はトヨタのようなリコールリスクを孕む

(各社ともリコールラッシュですよね)

 

という人(クレディスイスの人)がいて、ギリシャショックも重なってフォード株は1か月で10%以上も乱高下しています。日本のメーカーにも同様のことが言える部分がかなりあるので、日本の景気にも影響する可能性もありますね。

 

逆に医薬品・医療機器メーカーは医療制度改革に伴う業績インパクトを公表し、大きな影響がないということが判明したにもかかわらず、GSやギリシャで下げてしまい、魅力的なバリュエーションになっています。

 

日本株

わがユニチャームペットケアが馬鹿民主党の馬鹿政策に踊らされたのか、親会社に買われることになってしまいました。3825円は安くないか??? せめて4500円だろう?

そもそもこのばかげた政策を強制的に上場企業に適用した場合、NTTファミリーはどうなるのでしょうかね。株式交換で合併するとNTTドコモが一番なのかな?そんなこと親会社のNTTが許すはずもないよなあ(今だにドコモの社長はNTTからの天下り)。

 

親子上場を理由に合併するのは株価が安いからに他ならない!!!

私が今年の冬に電話でIR担当者にユニチャームペットの海外進出を質問したら、「まず国内。時期尚早」と言ってましたよ!!

これだから日本企業のガバナンスは信用できない。そんなに将来性があるのなら株式交換を株主に提案するのが筋だろう?

ユニチャームとの株式交換だったら+22%程度のプレミアムでも受けていいと考える。

 

J-REIT

今月の主役。プレミア+24%、MID+22%となっています。「親の七光り」とはこのこと?分配金の下落リスクはまだまだある。

 

銘柄異動

売り なし。

買い

フィリップモリスインターナショナルを配当金再投資で買い(Firstrade証券で)。

プロクターアンドギャンブルは楽天で。P&Gは54年連続増配更新中で、この期間の平均一株当たり配当金の増配率は9.5%に上るそうです。7~8年たつとDPSが倍になる計算ですね。今年も9.5%増配。

 

結局、爆発的な勢いの銀行株を見送り(月後半は失速)、配当株の買い増しを行いました。こういった景気回復初期局面では、生活必需品系は出足が遅いので、割安感が出てきます。

 

5月展望

フレディマックの第一四半期決算があります。フレディマックが保証している住宅ローンの90日以上の延滞率はついに下落しました。日経新聞でギャーギャー騒がなくなった、ということは事態が改善しつつあるということですね!

 

足元の住宅市場は税控除の影響もあり、非常に順調でした。フレディマック、ファニーメイともSFAS166、167の影響で、保証しているMBSを連結決算する必要性が出てきて、さらに多額の資本注入がいるとアニュアルレポートでは言っていましたので、1Q決算ですべての材料を見越して、買いを入れるかどうか考えています。ちなみに4Q決算のプロフォーマでは債務超過になっていました。

 

しかし、なんだかんだ言っても、まだ買いの局面ですね。

 

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Last updated  2010/05/02 10:10:36 PM
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