高齢者のガーデンとしては決して狭い空間ではない事を今年1年実感しました。

年齢と気力、体力、知力、その他もろもろの力が、発展も退行も

同時進行ではないことは十分理解して生きてきましたが、

加齢による様々な力の退行現象の顕著なる事には驚かされます。

それらの退行現象がわが身にいよいよ迫っている事を

自覚的に意識しなけらばならないと思い知らされています。



戸外でのガーデニングが終了し、それらに費やしてきた時間の有効活用を

「如何にせん」と思う時、

嬉々として具体的・行動的に取り組めるものがないのです。

思いがけない夫の早い死去で私の老いのかたちが変わりました。

老後は如何にせん」とふたりで描いていたイメージから

独りの日常を作っていくことはなかなか辛く難しいです。


独りながら常に二人で生きていることから抜け出させない私にとって

やはり他の多くの場を求めて自分を其処に置く生き方よりも

独りコツコツとささやかながら日常を創造的に維持していく方法が落ち着く気がします。


そのような訳で、部屋に連れてきた苗たちと、

これからの種まきのちびちゃんたちとのお世話をしながら

ガーデンを彩り私に生きる力を与えてくれた花たちに

再登場の機会を作りたいと思い「フォトレタッチ」の勉強をしようと思います。



自粛期間中、メールやお電話を友人知人から頂きました。

更にたくさんの差し入れも・・・・。

その都度、お電話やメールでなく、簡単ながらお庭の花たちの様子を添えて

ご返事をさせていただきました。












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