すこし不思議なお話第3弾 ドラマ「藤子・F・不二雄短編ドラマ」 Season3
みなさんこんばんは。次のローマ教皇を決める選挙、コンクラーベが日本時間の7日夜遅くにバチカンで始まります。藤子・F・不二雄短編ドラマSeason3を見ました。換身(脚本・演出 倉本美津留)出演尾上松也 のん/亮太 押田 尾関高文/佐野史郎/六平直政五郎が婚約者みどりとのデートの待ち合わせをしていると突然ピストルを突き付けられ、誘拐されてしまう。五郎が捕らわれたのは魔土災炎と名乗る怪しい科学者の実験室。ヤクザの組長が、調合されたばかりの薬を飲むと、体内からエクトプラズムが飛び出し、組長と五郎の身体が入れ替わってしまう。五郎の身体を得た組長はみどりとのデートへと出かけるが!まどさいえん=マッドサイエンティストですね。タイムマシンを作ろう出演市村優汰 市村正親 佐戸井 けん太 山田 真歩学校の帰り道、SF好きな高校生の松井勝が親友の杉本と別れると、サングラスに白髪の怪しげな男が話しかけてきた。彼は「君がタイムマシンを作るんだ。今の技術で作れる。」と力説するが、異様な相手に恐れをなした勝は逃げ帰る。その晩、寝ていると先ほどの男が現れ、「もうぐずぐずしているヒマはない。」と勝を急かす。男は2076年の世界からやってきた未来の勝で驚きの発明をしたと言う。「俺と俺と俺」(脚本・演出 家次勲)出演矢本悠馬/尾倉ケント/山崎紘菜黒田弘が、登山を終えて帰宅すると、家の中にある男がいた。顔も姿も自分とうり二つの男だった。二人はお互いに自分こそ黒田弘だと言い張る。パラレルワールドに迷い込んだのか?などと思案に暮れていると妻・和子が帰宅。俺は焦ってもう一人の俺を追い出し、いつもの公園で野宿するようにと指示する。翌日公園で落ち合った二人はお互いの記憶をたどりなぜ自分が二人になったのか原因を探ろうとする。もう一人の自分誕生を阻止するために向かったはずがうまく使えばいいじゃん!と一瞬で楽観主義に転じる俺たち。「ミラクルマン」(脚本・演出 村井敦)出演前野朋哉/柄本時生 玉城ティナ/大久保佳代子 新納慎也/大澤幹朗(声) ジェレミー・フォルツ スノーM/ミッキー・カーチス課長の葬式の帰り、郷里は同僚・木関の家を訪ねる。木関は、妻のタカネによると、引きこもり、何かにとりつかれたようになっていると言う。暗い部屋で呆然とした様子の木関に、郷里は課長の葬式の報告をする。すると木関は「おれが課長を殺した」と告白。課長にこっぴどくどやされていた木関は心の中で課長のことを「くたばれ」と呪っていたのだと言う。高嶺の花の女性をゲットし嫌味な上司は亡くなる。これは皆奇跡を起こす力がある自分のせいだと主張する主人公だが悉く論理的な説明をされて納得…と思いきや天上でコメントする人たちから真相が明かされる二重構造。奇跡を信じなくなった現代人。「みどりの守り神 前後編」(脚本・演出・VFX キムラケイサク)出演宮沢氷魚 藤﨑ゆみあ/岡崎克哉 大浦理美恵/仲村トオルみどりは両親と旅行中飛行機事故にあい、雪山に墜落してしまう。目を覚ましたみどりは坂口五郎に「生き残りは僕たち二人だけ」と告げられる。二人は日のあるうちにふもとに着くべく森の中を歩き始める。墜落したのは3月のはずだが周りは真夏のような暑さ。険しい道中でみどりは足を負傷してしまう。何かに導かれるようにみどりが歩き出すと、見たこともない果実のなる樹木にたどり着く。いやあ 宮沢氷魚 さんが演じているのに何だこの独善的な男はと思いっぱなしでした。核戦争が起こって人類滅びたとか言ってるのになぜ自分の家だけ無事だと妙に確信しているのかも謎。坂口(宮沢氷魚)の作ったいかだに乗ってみどり(藤﨑ゆみあ)たちは川を下り、町を目指す。どんな川もいつかは海に出るのでどこかの町を通るはずだと坂口は言うが、うっそうと緑が生い茂り、熱帯のジャングルのような様相を呈していた。空腹と疲れで不機嫌になった坂口は、あやまってさおを手放してしまったみどりに容赦ない態度をとる。いかだの上で二人が見たものとは?!二人の行く先には、驚くべき世界が待ち受けていた。坂口にくらべて最後に登場する仲村トオルさんのかっこよさよ。