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カテゴリ:書籍出版
令和3年8月9日(月)〜31日(火)
福岡県への緊急事態措置に伴い、観光拠点博多町家ふるさと館は再度臨時休館に。当方の拠点待機も同期間は自粛させていただきますので、ご了承ください。尚、個人のお客様からのご予約には対応可能です。早めにご連絡くだされば幸いです。 ☆拙著献本への書評4(レビュアー:sumikoさん) 福岡県で生まれた著者は、一浪して神戸大学経済学部に入学。卒業後は、会社設立後5年しか経っていない化粧品ベンチャー企業である株式会社ノエビアに入社。営業マンとして働くが、途中事務職へ移行。13年間働いたノエビアを退職後は、人力車夫になると独立。しかし、なかなかうまくはいかず、アルバイトや派遣社員で稼ぐ日々。居酒屋の雇われ店長を経験するが16時間労働の大変さを実感して断念。 正直に自分の人生を振り返って起業までの紆余曲折を書いているのですが、実際は人生そう甘くないというのが読んだ私の感想です。私の父は、サラリーマンから飲食業で独立しましたが、とにかく寝ずに働きました。しかし著者は16時間労働がつらいとか、時給800円の配達員のアルバイトをしているときは 「一体自分はこんなところで何をやっているのだろう。国立大学まで出て知名度のある会社に入社し、そこを飛び出してまで追いかけてきた自分の夢は一体何だったんだ」 と言っています。やはり大卒など過去の経歴とプライドが邪魔をするんだと感じます。 「好きなことで飯を食える」ようになるまでには10年を要したという著者は、今では獅子舞パフォーマンスなどの新しいビジネスにもチャレンジしています。最終章では、今までの人生で出会った創業者やベンチャー社長たちの言霊を紹介しています。この辺りは、大卒らしいなと感じる文章です。 本の中には、章の終わりに【ちょっと一服 アドベンチャー・コラム】と題してトライアスロンやマラソン、四国一周徒歩の旅をしたことを紹介しています。コラムを読むと著者の人柄や性格を理解できます。 起業したい方、脱サラを目指す方、独立志向の方が読むだけではなくサラリーマンの方にも是非おススメです。なぜなら、今後日本社会は一生サラリーマンとして生きることができるか保証がないからです。 ※神谷のコメント 結構辛口なコメント、参考になりました。ただ一部誤解を招きかねない表現があるので、補足しておきます。 ・16時間労働がつらい →これは飲食業等のバイトを兼務していた時の感想。本業一本に専念できるようになってからは、それ以上(睡眠所間を削って)の労働でも疲れを感じること(ストレス)なく働けてます。それくらい生業を選択する際には、その仕事が「好き」かどうかは重要なポイントということ。 ・時給800円の配達員のアルバイトをしているときの『つぶやき』 →これはバイトの面接に向かう直前に実際思った心の中のつぶやき。現実は生活に窮して困っている大人の自分の気持ちが辛うじて勝ち、灯油配達のバイトに従事することになります。結果的には、このバイトは改めて商売人の下で修業するような意義があり、その後自らの商売にも大いに役立ちました。起業時には、過去の経歴やプライドなんか無視して捨て身になる必要があると読み替えて下されば幸いです。 ☆拙著『好き飯』博多の人力車 裸一貫起業術2019年11月21日発売! Written by 人力車の博多人力屋 以下のリンクをクリックして下さると、一票投票されて人気blogランキングに反映されるシステムになっています(一日一票)。毎日更新の励みになります。↓ 起業・独立ランキング ご支援クリックいつもありがとうございます!ただいま36位に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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日光の片山酒造、片山貴之さんもポックリ亡くなってしまって 似顔絵アドポップ、上村禎彦さんも新盆になってしまいました この時代は、SNSで亡くなったことを知り、そのままwebに残ったままになる可能性もあるということですね。 あっというまにオリンピックも終わってしまいましたが、一方いつ終息するのか目処もたたないコロナ禍! 対面接触なしには廻らない業種がほとんどではないですか。 麹菌&酵母菌&納豆菌で免疫力upを図り注射を打たない私です。 (2021.08.09 16:08:42)
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