秋景色の井頭公園探鳥記
アトリ、マヒワ、ジョウビタキなどの冬の山野の鳥と出会いたいと思い、栃木県の井頭公園まで足を運びました。例年と比べると、井頭公園の紅葉の美しさは今ひとつと地元の方がおっしゃっていましたが、湖面の映り込む周囲の林の色、素敵でした。お目当てのアトリは、公園北側のエリアで約30羽前後の群れが飛来した模様で、鳴き声が数度聞こえました。しかし、姿を記録することはかなわずも次回のお楽しみ。公園の遊歩道脇の木にジョウビタキの姿、水面の杭や沿岸の低木にカワセミが姿をあらわし、何度も小魚を捕獲する光景を目撃しました。水面には、マガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、コガモの姿がありました。オナガガモは、腹が白い雄生殖羽、肩羽がはっきりとした白い斑が目立つ雄幼羽が生殖羽に換羽している個体、雨覆が一様に灰色の雄エクリプス羽とよく見ていくとじつにいろいろな個体がいました。(写真)2021年11月15日撮影