*金沢のシンプルなお雑煮。 *金沢、白川郷、高山の冬旅。
奈良の帰省の後は、ずっと約束していた友人に会いに金沢へ。冬の金沢は寒すぎるかなと案じていました。雨、みぞれ、雪も振りましたが、晴れ間もあり、思ったほど寒くなかったです。もちろん、完全防寒で行きました。厚手のセーターとスカート、タイツ、防水のすべらないブーツ、薄くても温かいキルティングコート、スヌード、カイロ金沢のお正月も少し味わえました。お雑煮はとてもシンプル。おすましに角餅とかまぼこ。青味は芹か三つ葉。一説によると江戸から珠姫が金沢藩主前田家にお輿入れした際に、すまし汁や角餅が広まったと言われています。家で作ってみました。旅の思い出の花生麩を加えて。。。 金沢の鏡餅は紅白で驚きました。これも藩主の前田家の影響のようです。このお鏡は、ひがし茶屋街の志摩のもの ひがし茶屋街のランチは金沢寿司で。蟹もハイシーズンでひときわ美味しいです。 冬の金沢はとにかく美味しい。ホタルイカの沖漬けもかぶら寿しも寒ぶりも旬。魚匠庵や近江町食堂へ行きました。 雪の積もった雪吊りを期待していたのですが、この日は雨のちみぞれ。残念でしたが、雪吊りはやっぱり素晴らしい実際に見てその技術のすごさがわかりました。 兼六園の城山亭で治部煮。お麩が4種類も入っています。細い線が入ったお麩は金沢独特のすだれ麩。 盛りだくさんすぎて書ききれませんが、今回は金沢の様々な工芸と食の幅の広さと奥深さ、大切に語り継がれてきた歴史を感じました。出会った人々もまた素晴らしかった。是非また訪れたいです。 金沢から1日ツアーで白川郷と高山にも足を伸ばしました。 合掌造りの家は添乗員さんおすすめの長瀬家を見学しました。3~4軒ほど見学できますが、どれも同じようなので1軒見れば十分ということでした。今も実際に住んで生活しながら、世界遺産や観光資源としての茅葺きの家を守っていらっしゃいます。 こちらは飛騨高山の高山陣屋。見応えあります。昨秋にも高山に来ましたが見学できなかったので、今回見ることができて良かったです。 うさぎ年にうさぎの調度を見ることができましたこのうさぎは釘隠しです。金沢の志摩でも見かけました。お洒落 高山祭屋台会館では実物大の立派な祭りの屋台を見ることができます。実際のお祭りは春と秋にそれぞれ3日間だけしかないので貴重。 とにかく盛りだくさんの2泊3日でした。九谷焼の汲出碗を自宅のお土産に。口当たりの良い汲出型の磁器茶碗を探していました。汲出碗は一般的に来客用と言われていますが、普段遣いにしようと思います。私はこの形がお茶が美味しく感じられるのです。お茶の時間が幸せです 旅で元気をチャージしたので、これからまた少し頑張りしたいと思います皆様にとっても良い2023年でありますように