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テーマ:ニュース(99465)
カテゴリ:経済・社会・企業
ANAホールディングスの通期の損益が、約5,000億円程度の赤字となる見通しです。
過去にない巨額の赤字を計上する見込みということです。 新型コロナウイルスの影響で、航空会社は大打撃を受けました。 ANAは現在でも国際線が約9割、国内線が約5割の運休や減便が続いていて、国際線を中心に需要回復のめどが立っていません。 既に社員の賃金カットや冬のボーナスのゼロ回答、役員報酬の減額など、カバー策に取り組んでいます。 社員の一時帰休や副業拡大などの施策を打ち出しています。 しかしながら、このコロナの影響は全く先が見えない状況です。 このため、ANAホールディングスは、第2四半期決算を公表する際に、未定としていた今年度の業績予想を、5,000億円規模の最終赤字になる見通しを示すことになりました。 ANAホールディングスの過去の赤字は、2009年度にリーマンショック後の景気低迷などの影響で、573億円の最終赤字に陥りましたが、これを大幅に上回る過去最大の赤字となります。 この状況で、資金面でも厳しい状況となっています。 巨額の赤字で自己資本がさらに減少するため、劣後ローンなどで4,000億円超の調達を検討しているということです。 航空会社、旅行会社、外食産業など、多くの企業がコロナの影響を受けて、大変なことになっています。 今は先が見えず、何とかやり繰りしていくしかありません。 一番は資金面です。 赤字でも何でも、資金があれば何とかなります。 そのお金が、いつまでの分が確保出来ているかが、最大のポイントになります。 厳しい状況は続きますが、日本を代表する企業ですので、何とか頑張っていただきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年01月27日 21時17分22秒
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