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カテゴリ:決算
3月決算企業は、年度決算の真っ只中です。
既に監査法人との事前協議も3月から続いていますが、色々な論点があります。 監査法人の窓口となる課が適宜連携していますので、最近はあまり監査でのサプライズというものはなくなりました。 しかし、過去からの長い経験では、監査の最中に急に今まで言われたことのない指摘をされて、結構大変な思いをしたこともありました。 監査上の論点は、毎年継続的なものと、その年度特有のものがあります。 前期は時にコロナが広がり始めたのが年度末前後だったため、コロナの影響を将来計画にどう見積もるか、という点で大変苦労しました。 会社側も、監査法人も、コロナがいつ収まるか、業績がいつ、どうなるのか、去年の今頃の状況では、全く予想がつきませんでした。 それを合理的に見積もれ、というのですから、かなり苦労しました。 それに比べれば、今年はまだましと言えます。 しかしながら、今年は長文式監査報告書(Key Audit Matter=KAM)の強制適用がありますので、ここに重要な監査上の重要な検討事項が記載されます。 これは各社それぞれですので、監査法人とよく情報交換をする必要があります。 その内容が、監査上の論点になることも多々あります。 KAMの事前打ち合わせは先日終わり、現時点において、監査上の論点で意見が合わない箇所はなさそうです。 しかしながら、決算はまだまだ始まったばかりです。 毎年新たなことが生じますが、頑張ってこの決算を乗り切っていきたいと思います。 この時期大変なのは、経理部の宿命です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年04月09日 18時18分21秒
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