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テーマ:ニュース(99465)
カテゴリ:経理業務全般
先週、今年の税理士試験の結果が発表されました。
合格された皆様、おめでとうございます。 税理士試験は、5科目合格すれば晴れて合格となります。 会計科目の簿記論と財務諸表論は必修、税法3科目のうち法人税法か所得税法が必修になります。 5科目を一度に合格する必要はなく、一度合格した科目はその後ずっと認定されます。 そのため、働きながら目指すことが出来る資格であるとも言えます。 5科目合格すると、官報に名前が掲載されます。 そのため俗に「官報合格」とも言われています。 例年は8月の上旬に行われる試験ですが、今年はオリンピックの影響で、後ろ倒しされました。 来年はまた元に戻るようです。 ところで、税理士試験の受験者数は、年々減少の一途を辿っています。 今年は少し増加しましたが、それでもピーク時に比べると1万人以上減少しています。 税理士業務に対する魅力が失われつつあるのか、ITで代替される可能性が高いのか、色々な理由が考えられます。 私は、税理士の活躍する場は広く、魅力のある職業だと思っています。 しかしながら、大学生の方などに聞いても、公認会計士を目指す人は結構いますが、税理士を目指す人はあまり聞いたことがありません。 どうも、税に特化したようなイメージで捉えられているように感じます。 税理士は会計を理解していなければ税を扱えませんので、会計のプロでもあります。 もう少し、そういうアピールも必要ではないかと思います。 今年で税理士試験に合格して、20年が経ちました。 20年前、今の私の姿は、想像とはだいぶ異なっています。 だからこそ、人生は面白いのだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年12月20日 18時14分30秒
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