今朝は気温が0.5℃くらいでした。昨日が穏やかで風も無かったので冷え込んだのでしょう。今日も日中は気温が上がりそうですが、午後から北風が吹くという予想です。
昨日は日中暖かかったので、本格的に植え替えを始めました。これまで振るって保存しておいた古い土に、さまざまな資材を加えています。
写真の一番左が古い用土で、その色を見ながら加える別の資材の分量を加減しています。
古い用土の隣から順番に説明します。
鹿沼土 排水と通気性を高めるため今年から入れることにしました。
ピートモス 酸度無調整のものを使っています。バラは酸性のほうが良いそうです。
炭の粉 有害物質を吸収し、有用菌の住処にもなるそうです。
米ぬか発酵 米ぬかを発酵させたもので、有用菌の供給と肥料にもなっています。
牛糞 入れすぎないように今年はうんと減らしました。
カニガラ 放線菌が繁殖してバラに良いそうです。
ボレー粉 小鳥用のカキガラです。カルシウムの補給源です。
鶏糞 燐酸分補給のためわずかに入れています。
固形肥料 バラ用の固形肥料を用土にもわずかに混ぜています。
これを全部混ぜて、感触を確かめながら微調整して出来上がりです。
鉢の底に土をいれその上に大粒の油粕固形肥料を入れます。ミニバラは肥料が少ないと弱るような感じがします。この量で夏までは元気です。この肥料分が切れた後の追い肥は水肥で補っています。この上に用土をかぶせて根が直接触れないようにします。
用意した鉢に、抜いたミニバラの根を軽くほぐし、下に伸びた根も軽く切り取って植え込みます。品種によって根の張り具合が異なりますが、幹の太さや用土の湿り具合を見て鉢の大きさを決めて植えています。この写真はオックスフォードですが、強くも弱くもない張り具合です。
今年の用土の配合は、根頭がんしゅ病発生を反省して、水はけ重視に替えてみました。どんな生育をしてくれるか楽しみです。