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今日取り上げた二篇の朗読はどちらも盗賊(盗人)が主人公です。一編は現役の盗賊、もう一編は足を洗って◯◯年たった老人(60歳くらい)の元盗賊です。どちらも読後感(正確には聴取後感 笑)の良い、なんとなくほっとする、心が温まる小説です。ラジオ深夜便の朗読の出来は非常に良いと思いますた。もう一遍の朗読(女性、さつきむっちゃん氏)も悪くないです。
藤沢周平の小説を全く読んだことがありません。一冊だけ秘剣シリーズの文庫本の古本を買ってあるのですがまだ読んでません(汗)。だから、藤沢氏の小説で盗賊が主人公のものがそこそこあるのか、あるいはかなり珍しいのか全く知りません。ただ、私のイメージでは藤沢周平と盗賊小説ってのがあんま結びつきません。まぁ、「盗み」自体は小説のツマみたいなもんで、二篇の小説とも主題は別にあるのですけんど。 以下の小説の朗読は最初聴いた際には俳優の「ベンガル」だと思ったのですが、ネットで見た情報では山田洋次監修のオーディオブック(CD)に俳優の笹野高史が朗読しているものがありました↓。それで、あらためて聴くと朗読は笹野高史のように聴こえますな(汗)。新潮社が2004年11月に2200円で発売したオーディオブックですが、それの版権をNHKが買い取ったんですかねぇ。よく知りませんけど・・・。 逃走 山田洋次が選ぶ「藤沢周平傑作選」 藤沢周平/原作 、山田洋次/監修 解説 、笹野高史/朗読 2,200円(税込) "【朗読】「市井小説 短編」何くわぬ顔をして、小間物売りをしているが、実は“盗っ人”が本職である。【時代小説・歴史小説/藤沢周平】" ラジオ深夜便 FM放送局 この小説は「逃走」のようです。以下の文庫本に収録されています。 龍を見た男 (新潮文庫) 文庫 - 1987/9/30 "朗読を愉しむ 贈り物 - 藤沢周平" さつきむっちゃん 小説「贈り物」は以下の文庫本に収録されています。 驟(はし)り雨 (新潮文庫) 文庫 1985/2/27 藤沢 周平 (著) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/11/04 12:50:08 PM
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