ちょっとした催しがあり、庭先でマイクのテストをしていたんです。
アルジェリアのそういう業者が来て、大きなスピーカー設置して、
で、マイクの具合をテストして・・。
何気なく聞いていると「ディスディス、ディス、アン、ドゥ、ディス」
「アン、ドゥ、トロア、ディスディス」
と言っているんですね。仏語で「10,10,10,1、2」
「1,2,3,10,10」と言っているわけ。
へぇ~~~、と思いまして。
アルジェリアの人は、マイクのテストに、数字を言うんだぁ、と。
日本だと「あ、あ、あ、本日は晴天なり」だな、
そのあと「只今、マイクのテスト中、あ、あ、聞こえますか~」
とか、言うんだよな・・と思ったわけです。
そうしたら、俄然「どうして、『本日は晴天なり』なんだろう?」
と気になり出しまして・・。
調べてみました。
これはもともと、英語の発生試験語の「It is fine today.」
から来ているのだそうです。
この「 It is fine today.」には、短いながら、tとかfとか、
英語の発声法のあらゆる要素が含まれていて、
声が明瞭に伝わるかどうかには、最適な言葉なのだそうで。
それをそのまま、直訳して(なんとも安易)、
でも「今日はよい天気ですね~」
じゃあ、なんとも座りが悪いので、
「本日は晴天なり」になったらしいのですが、
じゃあ「本日は晴天なり」に発声法の基礎要素が満たされているのか
と考えると、はなはだ怪しい、というより、
なんの根拠もない。
それでも、「本日は晴天なり」は、無線用語にもなっていて、
無線局が試験電波を出す際、使うことと定められてんもいるんですって
おかしい~。
さて。じゃあ、こちらの「ディスディス、アン、ドゥ」
は、どうなんでしょ。
発声法の要素が満たされているんでしょうか?
とても、そうは思えないけど・・。
これは、フランスの、一般的マイクのテスト用語なんでしょうか
アルジェリア独特のものなんでしょうか
無駄にいろいろ、気になってます。