神谷ちづ子・ついつい・一言
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ものいわぬは はらふくるることなりて。 言いたいこと、いっちゃいましょ。
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話題のパラグアイ映画「7 cajas」ようやく観ました。 なにしろ自国製映画が、ほとんどないらしいこの国で、 国際的な賞を受賞した映画、なんてのは、凄いことのようで、 かつ、アスンシオンに古くからある市場が舞台とあって、 より、パラグアイ人には、心に響くものがあるようで、 8月に公開以来、上映館では、連日長蛇の列、 とてもじゃないけれど、観られない状況が続いていたんですね。 で、そろそろいいかなと、最も人出が無さそうな、 月曜の午後の上映を観に行ったのでありますよ。 そうしたら・・ほとんど人がいなかった。 上映開始1分前まで、観客は我々だけ。 遅れて入ってきた人と合わせて、結局合計10人ぐらいでしたっけか。 人気が高まるのも一挙だけれど、熱が冷めるのも一挙、 ということなのでしょうか。 それとも、観る人は、大方観ちゃった、ってことなんでしょうか。 ま、ともかく、ゆったりと鑑賞出来た、ってわけです。
4 Mercato という、アスンシオンの旧市街にある、 狭い通りを挟んで、ゴチャゴチャとたくさんの店が ひしめき合っている市場が舞台なんです。 その中で暮らす貧しい少年が、ケータイ買いたいがために、 7つの箱(caja)を運ぶ仕事を請け負って、そこから、 トラブルに巻き込まれていくのですが、 市場で暮らす人々の生活とか、いかにも居そうな人物とか、 とぼけた笑いもあって、 「そうそう、パラグアイって、こうなんだよね」 という空気が映画一杯に溢れていて、パラグアイの人にとっては、 たまらなく愛着を感じる映画なのではないですかね。 そもそも、スペイン語からして、よく聞き取れない上に、 映画では、グアラニー語(地元語)を交えたスペイン語が飛び交って、 肝心なところが、さっぱり分からなかったりでしたが、 かつ、「それはないだろ」と突っ込みどころも数々ありでしたが、 それでも、ハラハラ、ドキドキしたまま、 ラストまで引っ張ってくれました。 パラグアイも、結構やるじゃん・・ですかね。 日本に持って行っても、十分、通用する映画ではないですか。 ひとつ気になったのは、韓国人のレストランオーナーが出てくるのですが、 彼はいつも、訳の分からない韓国語で、どなっている設定で、 パラグアイの人から見ると、アジアから来た人達って、 こんな風に映るのだろうか、韓国人だけのことだろうか・・ などと、ちょっと、考えちゃいましたね。 日韓中の関係がビミョーになっている時期ゆえに、 よけい、気になるのでしょうが。 まあしかし、観客動員がこれだけ減っているとなると、 上映終了もそう遠くないと思われ、 観ようと思っている人は、お早めに・・ですかね。
さようなら、パラグアイ 2014.03.03 コメント(18)
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