神谷ちづ子・ついつい・一言
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ものいわぬは はらふくるることなりて。 言いたいこと、いっちゃいましょ。
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大阪の桜宮高校でバスケットボール部主将の男子生徒が 自殺したことを受けて、橋下市長は、 2月に予定していた体育科とスポーツ健康科学科の入試を 中止するよう、市教委に要請したことを明らかにしたそうです。 「同校で長年にわたり、体罰を容認する風潮があった。 いったん流れを断ち切るべきだ」ということで。 ネットの記事だけでしか、この事件に付いて知り得ないので、 あれこれ言う立場にはないのだけれど、なんだか、 違う方向に進んでいるような気がするんですね・・。 世間ではすっかり、体罰を下した顧問がいけない、 それを見て見ぬふりしていた学校がいけない、 と顧問と学校関係者を糾弾することで、
生徒の自殺を幕引きしようとしているけれど、 本当に、体罰が辛い、ということだけで自殺したのだろうか 暴力はいけないと糾弾するのは、実に簡単で、 正義の人みたいな気分に浸れるし、世論は支持するし。 橋下氏なんか、ここぞとばかりに、涙を浮かべたりして、 「暴力を断固許さない市長」を演出しているけれど、 なんかなぁ、なにか、嫌な感じ。 私は、体育会系のあの上意下達、先輩は神様、 場合によっては暴力も厭わない、という世界が大っ嫌いです。 運動部など、絶対続けられない。(というか、根性なし) どんな場合も暴力は、容認できないとも思っています。 でも、今回の、顧問の糾弾→部活の停止・・ときて、 今度は、体育科とスポーツ健康科学科の入試中止、 というの、実に「外野の感情のまま」の発想というか、 違っているような気がするんですよね。 そもそも、受験生にはなんの咎もないのに、 どうして、いきなり、入試できないことになるの じゃないですか。変ですよね。 ところが、ネットのコメント見ていると、 橋下氏支持が、多いんですよね。 そうだそうだ、学校も潰せ・・などと。 肝心の、自殺した生徒の気持ちが、 いつの間にか、外野の声に、いいように利用されてしまっている・・ なんか、引っかかって、しかたないんですよね~。