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東シナ海の公海上で、中国軍機がしかもミサイル搭載している軍機が、 自衛隊機2機に異常接近したことについて、防衛省は 「常識ではありえない距離。挑発の意図がうかがえる」と警戒を示しましたが、 中国国防省は、「自衛隊機2機が中国の識別圏に進入し、 中露海上合同演習を偵察して邪魔をした」と声明を発表したようです。 すべて日本が・と言いたいらしい。
他方、南シナ海の西沙諸島海域では、再びベトナム漁業監視隊の船舶が 中国船から体当たりと放水を受け、隊員3人が負傷したそうです。 中国はもう、問答無用であの辺の海域を占拠するつもりらしい。 どうしたものか。 由々しきことであります。 アルジェに居た時のこと。中国のナショナルデーのレセプションで、 我々日本人も大勢、招待を受け、お祝いに駆けつけている中、 当時の中国大使は、「日本の侵略から60年・・」と、 堂々と全員の前で、日本を非難するスピーチをしたのでした。 こういう席で、するかね・・と夫はすぐに抗議したのですが、 大使は、ロボットのような無表情な顔で、抗議を無視したのでありました。 日頃、カラオケしたり、食事に呼びあったりと、 親しく交流している間柄ですよ。 フツーなら、「いやあ、上からのお達しなんで、申し訳ない、 不愉快だろうが、我慢してよ」とか言いそうなんですが、 彼らはそうではないんですね~。
長年、中国の大使館員の方達と交流してきましたが、 彼らは、一個人よりも前に、まずは「共産党員」なんですね。 党の決定に従うことが、最優先事項で、 よって本音を言わない。腹を割った付き合い、話し合いが出来ない。 そもそもする気が無い。 そういう難しさを常に感じていましたね。
ベトナムで起こっていることも、日本との間でも起こりつつあることも、 その前提で対応しなくては、いけないのですよ、きっと。 そのためには、こちらも甘い考えは持たず、 毅然とクールに対応する・・ それしかないように思うんですけどね。 いろいろ、難しいです。
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