|
カテゴリ:カテゴリ未分類
業績悪化が懸念されていたソニーとパナソニック。 でもパナソニックは大きく回復、ソニーは一層、悪化を辿っているのだそうで。 両社の業績の明暗を分けたのは、経営者の手腕の違いもさることながら、 「改革」に対する危機感の差も、大きな要因だ・・という記事を見つけました。 要するにソニーは幹部も社員も「会社が潰れるかもしれない」 という危機感をさらさら持っていない。 恵まれた職場環境の中で、ヌクヌクとこのままやっていけると考えている・・と。
そうだろうなぁ・・と思いますね。 やることなすこと、本気が見られないもんね。 減給もなく、福利厚生も恵まれたままピカピカのオフィスビルに、 通勤していたら、危機感なんて生まれようがないのでしょう。 これって、日本のTV界にも言えるように思いますね。 大ヒットした「半沢直樹」の二匹目のドジョウを狙って 同じ原作者、同じスタッフ、同じ俳優陣で制作した 「ルーズヴェルト・ゲーム」が、ぱっとしないそうです。
「半沢」を見ていないので分かりませんが、 この「ルーズベルト・ゲーム」、社長役の唐沢寿明は、 いつも目を剥いてどなるだけで、ちっとも黎明な人には見えない。 ドラマとしての魅力に欠ける。 おそらく「同じような事をすれば、また受ける」という安易な発想で 細かく詰めることなくドラマ制作したのでありましょう。 もうひとつ、お昼の時間帯の「ひるおび」が好調なんだそうです。 でも、それって、TV朝日が、「ワイドスクランブル」の時間帯を変えて、 「徹子の部屋」を、そこに持って来たからにすぎないんですよねえ。
お昼食べながら、ニュース関連の番組を見たい人は私を含め世の中には多くいて、 これまでは、「ひるおび」と「ワイドスクランブル」両方をチェックしながら、 より面白い話題をやっている方を見ていたんですよねえ。 その選択肢が無くなって、仕方なく「ひるおび」にチャンネル合わせるしかなくなった・・。 そうなることは、ずっと日本に居なかった私だって、軽く想像できるのに、 TV朝日の人は、象像出来なかったのでしょうかねぇ。
「笑っていいとも」のあとに「バイキング」という、 しょうもない番組用意したフジテレビも、どうしちゃったの・・と思うけれど、 TV局の人達って、ソニーと同じく、高給もらって、 業界の狭い社会でエラソーに振舞えて、ピカピカのビルの中で働いているうちに、 世の中の空気が読めなくなっているのではないか このままだと、TVは視聴者から見捨てられる・・という、 危機感を持てなくなっているのではないですかね
おそらく、こういう傾向は日本全体に広がっているのでしょう。 国際競争の中で負けるわけですよ。 なんとかせんと。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|