神谷ちづ子・ついつい・一言

日本維新の会が、分裂しちゃいましたね。

直接の原因は、「結いの党」との合流をしたい橋下さん側と、

それに異を唱える石原さん側の意見の相違だそうですが、

「結いの党」って、党を分党してまで組む価値ある党かぁ・・。

もっとも、石原さんと橋下さんが一緒になるところから、

どうみたって「違うだろ」「無理だろ」って思いましたよ。

当然の結果と言えば、当然の結果で。

きっと内部では、結いの党と関係なく、ギスギスした空気が

沸騰しそうになっていたのでありましょう。

分党してどっちに行くか・・という議員さんのリストが

新聞記事になっていましたが、なるほど、石原さん側は、

ずっと道を同じくしてきた古株ばかりで、その辺の結託力は強いのでしょう。

そこに田母神さんが入るとか・・。

面白い存在の党になりそうです。

もっとも、TVの映像で見る限り、石原氏が、なんとなく、

老化が進んでいるというか、目元、口元が、かつての

シャープさがみられなくなったというか・・お年がお年ですからね、

ちょっと心配です。

他方、「どちらに付くか未定」となっていた、中田宏氏、

片山虎之助氏、アントニオ猪木氏などなど。

これも、傍から見ればそれぞれに「君には、こっちしかないだろ」って印象ですが、

なに、迷っているんでしょ。

アントニオ猪木なんか、迷う以前の、どっちに拾ってもらえるか・・

って立場じゃないんですかね。

それにしても、日本の政界は、なにやっているんだか。

思想が違うから、と分党する維新が、

また、結いの党とくっつく愚かさとか。

あれだけしょうもない分党を繰り返した民主党が、

またまた、秋波を送り出しているところとか。

くっついたり、離れたり、今の日本に、そんなことやっている余裕は

ないはずだ思いますけどぉ。