NHK朝ドラ「花子とアン」が、好調だそうです。
先週5日の平均視聴率が25.9%を記録したとか。
ま、ご同慶の至り・・でありますが、個人的には、
なあんか、また、面白くなくなったなぁ・・って感じ。
主人公のはなが、ちっとも知的に見えないし、
ストーリーも「こういうことを描かなくちゃいけないから」と無理やり、
エピソードを創作して、押し込めている・・って印象だし。
朝ドラの問題点は、世間の反応を見ながら、
ストーリーを変えていく手法で作っているからだ、と思うんですね。
石炭王のところに出入りしている新聞記者が、
なんか、取ってつけたような存在でしたが、
彼は、ナレーションをやっている美輪明宏氏の、個人的お気に入りだそうで。
妹のかよが、最近、毎日出ているのは、かよ役の黒木華さんが、
映画で賞を取って、脚光を浴びたからだとか。
そんなこんなの裏事情で、出演を決め、ストーリーをつけていくから、
なんか、ギクシャクした展開になる。
既婚者との恋に悩むはなが、故郷に戻って、でも、忘れられなくて、
相手がくれた貴重な辞書を、雨の中に捨てようとするシーンも、
翻訳を生業にしている英語大好き女子の行動としては、
わざとらしくって、白けてしまいましたよ。
多分、制作スタッフの、女の気持ちをわかってないヤツが
「こうしましょう」とか思いついて、
シーンに入れたんだと思う・・勝手な憶測ですが。
ドラマって、周辺事情や思い付きで、書いてはいけないと思うんですけどね。
まあでも、世の中の大半の人には、そういう方が好評らしいですけど。