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福島から避難している住民へのいじめが頻発しているらしい。 地震に見舞われ、津波を体験し、家族や知人を亡くし、 さらに原発事故で避難を余儀なくされている人に対し、 どういう根性で冷たく当たれるのだろうと、理解を超えますが、 現実として「放射能がうつる」「~菌」等といういじめがあるわけです。 この件に関しマスコミは「正しい情報が伝わっていない」と嘆いてみせますが、 おいおい、それはあんたらの役目だろう、と腹立たしい。 こういういじめや差別をする連中と言うのは、まず、想像力に欠けている。 自分がその立場に立ったら、とイメージする能力がない。 それも教育の問題だろうと思いますが、さらに根本に 「科学的考察力の無さ」があるような気がするんですね。 そもそもウィルスじゃあるまいに、放射能がうつるわけはないし、 被曝したからといって、必ずしも健康に影響があるわけではない。 飛行機に乗ったって被曝するし、レントゲン撮ったって被曝している。 そういうことを考えられずに、福島→放射能→汚染・・と考えてしまう 知識レベルの低さが、いじめの背景にあるわけですよ。 確かに放射能って、よく分かっていないことも多く、だからこそ、 いまだに様々な噂や憶測が飛び交っているわけですが、 例えば、豊洲の汚染問題にしても、巷間出回っているデータだけでも、 「科学的に考察すれば」豊洲の汚染度は問題ないレベルだということが分かるのに、 テレビの制作サイドも巷の声も、いまだに 「とんでもなく汚染されている豊洲」印象が濃いわけですよね。 やっぱりこれも、科学的思考力の問題ではないか・・と。 学校で、理科とか数学って、だいたい人気はなく、 多くの人にとって、苦手科目なことが多いし、 履修時間も少なく、私立の文系に進むなら、試験科目にすらない現実がある。 そういう現状も、いまの避難住民へのいじめに繋がっているのではないか。 日本人はもっと、「科学的思考」を学ぶ必要があるのではないでしょうかね そんなことを思う、最近なんですが・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.03.15 13:54:44
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