|
カテゴリ:カテゴリ未分類
2日間、京都方面に行っている間に、宮里藍ちゃんが引退を表明し、 文科省の元事務次官が、政権攻撃のための資料をリークし、 かつ、新宿歌舞伎町の出会い系バーに、頻繁に通っていたことが判明していました。 世の中、次から次へと、いろいろなことが起こるものです。 しかし、その元事務次官・前川氏が、信念に生きる正義漢なのだかどうかは分かりませんが、 仮にも文科省のトップまでやった人が、若い女の子相手の怪しいバーに通い詰め、 (どうも、数年にわたって、週に何回も通っていたみたいですが) それを「視察」だの「調査」だのと弁明するなんて・・凄い時代になったものです。 さて、京都ですが、 今は修学旅行のシーズンだそうで、 (確かに京都駅には大勢の修学旅行生が、列作っていましたっけ) タクシーの運転手さんが、 京都中に子供たちが溢れて、大変です、と言っていました。 昔は、大型バスで、ゾロゾロとみんな一緒に観光したものでしたが、 今は、中学生や高校生でも、数人単位でタクシー乗って、 それぞれの行きたい所を回るのだそうです。「自主性尊重」ってやつですかね。 そうなると、俄然、テレビで紹介されたとか、大河ドラマ関連の史跡に行き先が偏在し、 新選組をやっていた時は壬生に、八重の桜の時は、新島襄の旧邸にドドドーと人が集まり、 翌年には、スーッと忘れ去られてしまうのだとか、 「例えば、東寺なんて、駅からも近いし、見どころ多いいい所なんですが、 あまり人は来ないんですね。残念ですよ、 一方で、抹茶のなんとかというスィーツのお店が人気らしくって、 遠くからはるばる京都に来て、そのスィーツひとつのために何時間も並んでいる ・・もったいないですよね~」運転手さん、嘆いていましたっけ。 京都のタクシー運転手さんって、熱く語る人、多いような気がする・・。 今回は宿が北方面だったので、大徳寺だけ散策したのですが、静かで人が少なくて なるほど、ここまでは人は(修学旅行生も)、なかなか足を運ばないようでした。 いい所なんですよ。戦国時代の有名な武将にもゆかりが深いし、「茶面の大徳寺」と言われ、 たくさんある院のそれぞれに味のある茶室があって、大事にされている。 見学可能な院には、ボランティアらしいガイドさんが必ずいて、丁寧に説明してくれますしね。 どこもここも隅々まで掃除も行き届き、 これぞ京都、というべき京都を満喫した思いでした。 まあしかし、これでいいのかな、とも思います。 日本の若者も、修学旅行ぐらいから少しずつ京都に触れて、 いずれ私らぐらいの年になって、ようやく、ことの本質と、 ものの価値を知るようになるのかもしれません。 私も、そうだったし。 日本の社会も、ワ~と大騒ぎしては、ス~ッと忘れ去りを繰り返し、 いずれ事の本質と価値を知るようになるのでしょうか。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.05.27 14:35:08
コメント(0) | コメントを書く |