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カテゴリ:政治の世界に物申す
案の定、今朝のニュースは「豊田真由子議員の恫喝騒動」一色。 家計学園騒動で、すっかり影の薄くなった感の籠池氏が、 せっかく百万円持って安倍昭恵さんの居酒屋を訪ねる、 という一大パフォーマンスを仕掛けたのに、 すっかり豊田騒動に持っていかれちゃった・・って印象です。 それにしても、しみじみ思うのは「音声証拠の強力さ」でしょうか。 もし仮にその秘書さんが、音声なしに「こういうこと、されたんですぅ」と週刊誌に訴えても、 桜蔭→東大法学部→厚生省→ハーバードのキャリアを持つ、二児の母でもある女性議員が、 秘書にやくざ並みの暴言吐いたり、叩いたりするとはなかなか想像できないから、 ここまで注目を集めないでしょうに、罵声の証拠をテレビでガンガン流されてしまったら、 もう、これは、どうしようもない。 今後、ICレコーダーを持ち歩く人が増えるのじゃないですかね。 私が注目したのは、河村建夫議員が「本当に頑張っていたことを知っているから、 ちょっとかわいそうだ。男(の国会議員)だったら、あんなのいっぱいいる。 あんなものではすまない」と発言したこと。 まずいと思ったようで、すぐにfacebook上で、 「当時私が党の選挙対策委員長でよく知っているだけに、本当にこんなことがあったのか と少々同情的に思いを述べたように思います。ただ、一部私の不用意な発言が、 要らぬ誤解をうみ、こちらの場を借りまして訂正をし、発言を取り消しさせていただきます。」 と発言を謝罪・訂正したようですが、あまりに呑気な発言でありました。 河村氏とは、一度お目に掛かったことがあるのですが、悪く言えば、影の薄い、 よく言えば、とても官房長官にまで行きつく強か議員には見えない、いい人っぽい方なんですね。 ついつい、ご自身の印象で語ってしまったのでしょう。 ただ、この発言の「あんなのいっぱいいる」というのは、 実にうっかり、真実を語ってしまったところではないか。 私の拙い経験験から言えば、 「あんなのいっぱいいる」は、真実です。 もちろん立派な方もいらっしゃいますが、 「こんなに嫌な奴なのに」という人が有権者の評判はとても良かったりする。 で、「こんなに嫌な奴」になるのは、生まれ持ったものもあるのでしょうが、 先生、先生、と持ち上げられて、だんだん勘違いしてしまう部分もあるのではないですかね。 そういう経験がないので、分かりませんが・・ 議員同士で「先生」「先生」と呼び合っている光景って、 なんともムズムズして妙な感じです。 高飛車にエラソーに振舞って、実は得すること、 あまりないんですよね。 むしろ周囲の人達に気持ちよく働いて貰う方が、 得するに決まっている。 そういうことが分かる大人であれば・・ こんな騒動にはならないわけですけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.06.23 12:12:46
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