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今井絵理子参院議員と神戸市の市議・橋本健氏との不倫疑惑で、 マスコミが盛り上がった時は、なんとまあ、稚拙な行動をとり、 稚拙な言い訳をする人たちなんだろう、と呆れたものでした。 週刊誌の記事になった3日間、あれだけ緻密なおっかけをして写真を撮ってしまう、 というのは、大分以前から計画し行動を把握した上での取材で、 ということは二人の仲は相当前から知れ渡っていた、 ということなんでしょうね。それにも気づかず、 無防備な行動で(当人たちは、それなりに気を付けたつもりでしょうが) 言い訳できない写真まで撮られてしまう・・というお粗末。 また会見での言い訳が、まるでお子ちゃまで、日本はこういう人たちに、 国政や市政を委ねているんだぁ・・と暗澹たる気持ちになったものでした。 その橋本健氏が、またまたスキャンダルの渦中に。 今度は、市政報告の印刷物を、どうやらインチキして 政務活動費を着服してしまったらしい・・。 ご当人は否定していますので、クロだと断定して批判するのは時期尚早なのかもしれませんが、 一度でもチラシを印刷して配った経験のある人なら、 8万部ものチラシを一人や二人でポスティングできるものではない、 ということは、常識なんですよね。それを5年の間に8回も。 ご丁寧に「朝まで配ったこともあります、雨合羽着て配ったこともあります」なんぞと 言い訳していましたが、そんなレベルの話ではない。 政治家志望の若者が、お金がなくって、 刷った印刷物を友人総動員してにポスティングする、ということならあっても、 現役の議員が、しかも歯科医をやっていてお金に不自由しない、 どうやら高級車乗りまわしている市議が、 ポスティングの業者に頼んだり、新聞折り込みで配布しないで、自分で配る ・・なんてことをするわけがない。 そもそも、その気があったって、8万部ものチラシを、 議員と歯科医やりながら配って歩くなんて、無理ですよ。 ちょっとそういう経験や知識がある人なら、すぐにも嘘だろ、と見抜いてしまう言い訳を、 よくもまあ、ぬけぬけと言うなぁ・・という印象でしたね。 その後、印刷を託したはずの会社が「印刷はしていない、 頼まれて領収書だけ書いた」ということを弁護士通じて言い出したものだから、 いよいよ彼の立場はなくなってきたわけですが、 どうしてそういうこと、するかなぁ・・とホント、不思議。 阪大の歯学部出て、若くして市議に当選して、 今後も順調に出世していけそうな社会のエリートですよ。 歯科医院も経営してお金に困ることもない。 そういう人が、目先のわずか700万円(大きい額ですが、人生を賭ける額ではない)のために、 嘘を付き、法まで犯してしまう。 もっと分からないのは、政治家であるならば、 自身の活動を有権者にアピールするのは、一番大事なことではないですか。 私だったら、自腹を切ってでも、印刷して一人でも多くの人の目に触れるよう、 工夫すると思いますけどね。 もちろん一人じゃ配れないから、そこはお金かけて、新聞折り込みにしますが。 彼は、政治家として大事なそういう活動まで、疎かにしていたってことなんですよね。 若いのに。悲しい話です。 もっとも、橋本氏は否定していますので、今後の説明を待つべきですが、 言い訳が「いくらなんでも・・」レベルですからねぇ。 彼がもし、今井絵理子さんと恋愛しなければ、政活費ごまかしの件は、 人目に触れることもなかったのに・・と世間は感慨深いわけですが、 実際、7月にあの写真を撮られるまでは、神戸市の若き市議で、歯科医で、 天下のアイドルと恋をし、国政だって視野に入って、順風満帆、 世界は自分たちのためにある・・・だったはずが、 見事に人生ひっくり返ってしまって、今後、どうなってしまうのか 人間、誰しも、いつ人生がひっくり返るか分からない。 小手先の言い訳でごまかそうとすると恥をかく。 私は彼から学ばせていただいた気分です。 せめて、どうひっくり返っても堂々としていられる日々でいよう、と 思った人、多いのじゃないかな。 そういう意味で、奥深い騒動ではあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.08.26 11:36:02
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