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カテゴリ:政治の世界に物申す
なんだか、日替わりで、次々と政界の変化があって、 すでに疲れちゃった状態ですが・・衆院選挙、いよいよ開幕。 今朝は、「日本のこころ」東京比例代表で出馬の 赤尾由美さんの出陣式に参加してきました。 場所は、参院議員会館内。クローズな会場でもあり、 参加人数は決して多くはありませんでしたが、熱気に包まれ、 中野代表の挨拶、赤尾由美さんのスピーチ、共に熱く清々しく、心打たれました。 「日本のこころ」は、国政議員は中野代表一人になってしまって、 今回の選挙も、東北と東京の比例ブロックで一人ずつのみの立候補です。 今、党首討論で中野代表は、小気味いい発言で存在感を見せていますが、 政党要件には、国会議員5人以上、あるいは有効投票数の2%以上の得票数が必要で、 たった二人の候補者では、どんなに頑張っても党はこの選挙をもって終了となります。 その弱小党から、しかも消えてしまう党から何故、赤尾さんはわざわざ出馬するのか。 赤尾さんは赤尾敏氏の姪御さんで、アカオアルミの会長でもあります。 会社を父親から継いだ当時は、100億円もの赤字状態で、 立て直すのにこの20数年、大変な苦労をされたそうです。 ようやくなんとか軌道にのるようになって、会社システムも整え、 信頼できる幹部とも出会い、この6月、会社を彼らに任せ、 会長職として、少し退くことができたのだそうです。 そんな時、伯父君の「赤尾敏」のことを本に書かないか、との誘いがあり、 半年掛けて書き上げた原稿を収めた2日後に、出馬の話が来た。 そこに、天命のようなものを感じたのだそうですよ。 日本のこころは、消えていく党ではあるけれど、日本のこころという志高い党があったことを しっかり人々に見せたい、記憶に残したい、日本を大事に思う心を、次世代に繋げたい、 その思いで、立候補を決意したとのことでした。 そういうことを、さらっと明るくお話される赤尾さんは、 なんとも爽やかで、頼もしい。 世の中には、当選するために信念も曲げ、嘘も付き、人をも平気で裏切り、 しゃあしゃあときれいごとを言ってのける人たちが大勢いますが、 こういう「素晴らしい日本の文化と志を次世代に伝えたいから、損を承知で選挙に出る」 という人もいるんですね。厳しい選挙は承知の上で。 私は思わず、涙ぐみそうになりましたよ。 赤尾さん曰く「赤尾敏はたった1回、衆議員になっただけで、 その後、29回連続で落選しました。 それを考えれば、負け戦だろうが、なんとも思わない・・と。 世の中って、薄っぺらなパフォーマンスだけで、ちやほやされる政治家がいる一方で、 地に足付いた、自分のことより日本の国益を心底考える、 志ある政治家が叩かれたり受け入れられなかったりする。 なんとも不条理だなぁ・・と政界を見てきましたが、 赤尾由美さんは、世間やメディアからちやほやされる要素もたくさんお持ちで、 その美貌と胆力と信念と爽やかさをフルに活かして、 頑張っていただきたいなぁ、と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.10.10 23:08:16
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