カテゴリ:小学校
勤務校では朝の時間、クラスで月ごとに違う歌を歌います。1月は「しあわせ運べるように」でした。
僕は通級を担当していますが、通級の授業時間外には気になるクラスに入らせてもらうことが、たまにあります。 1月最後の31日、ちょうど朝の歌が始まる前に、あるクラスに入りました。 子どもたちの気持ちも姿勢も整わないまま、伴奏が始まろうとしていました。 僕は期待を込めて、「この歌はいいかげんに歌ってほしくありません」と言いました。 はじめは「?」という顔をしていた子どもたちですが、すぐに姿勢を整えて、とても気持ちの入った表情で、みんなが歌い始めることができました。本当に素晴らしい歌声に圧倒されました。 震災の授業を1時間させてもらったクラスです。 その時の僕の話を、思い出してくれたようです。 教師が前に立って、子どもたちに何を言うのか。 「姿勢を正しなさい」「集中しなさい」など、直接的な指示で子どもを動かそうとすることが多いですが、もう3学期です。子どもたちはすでに様々なことを学んできているはずです。 直接的な指示や命令ではなく、「それはどういうことかな?」と子どもたちが考えて自分で気づいて行動にうつせるような言葉がけをしたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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👍マークです (2018年02月04日 19時30分06秒) |
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