カテゴリ:釣行記
ようやく後半戦に突入。
ひとりが魚をキャッチすると、みんなの目の色が変わります。 もちろん、ボクも折角巻いたフライを無駄にする訳にはいきません。 魚を探しつつポイントを歩いていると、奥まった浅瀬で小魚を追う本命魚らしき動きが。 水面が動いたあたりにフライをキャスト、早めのリトリーブで小魚を模した毛鉤は水面で曳き波を立てつつ、こちらに泳いできます。 フライが立てる曳き波の後ろに、3つの黒い影が。 かなりのスピードで左右にジグザグに動きながら、フライとの距離を詰めてくる影。 その内のひとつが猛然とフライを吸い込みます。 「ガボッ!」 ラインを更に強く引いてフッキングし、ロッドを立てると確かな手応え・・・しかし、無情にも魚は鉤から外れてしまいます。 ガッカリしている場合ではありません。 まだ他の魚がいる筈です。 続いてキャストし、できる限り早めのリトリーブでフライを泳がせます。 ライン先端の曳き波・・・すぐ後の水面が盛り上がると同時に、フライが消えます。 「ゴボッ!」 今回は、しっかりとフッキングに成功。 魚は横に走ります。 #7ロッドをしっかりと曲げてくれたのは、メッキ。 ロウニンアジ posted by (C)matsukuni 20cm程度なのに、あのパワー。 恐るべし、ロウニンアジの幼魚。 その後は短い時合いが過ぎてしまったらしく、ポイント移動を余儀なくされます。 チヌに翻弄されたポイントに戻り、matsuと奴隷くん、とんかつ職人くんとボクの2組に分かれてラストチャンスに賭けることに。 長い距離を歩き、早朝に入ったポイントに戻ると、早速とんかつ職人くんが1尾のメッキをキャッチ。 ボクもティペットに結んだポッパーを、流れの中にキャスト。 水面でスプラッシュさせるように、早めのリトリーブ。 「ジャボッ、シュバッ・・・」 水を掻き分けながら泳ぐフライが、暗くなった水面に微かに見えているのを、必死に目で追います。 「シュバッ、シャバッ、ジャボッ・・・ガボン!!」 水面が割れると同時にロッドが曲がります。 小気味の良い引きを楽しませてくれたのは、ギンガメアジの幼魚。 〆の1尾 posted by (C)matsukuni 決して大きくはない魚ですが、〆には充分の獲物です。 気持ち良くロッドを仕舞うと、辺りはスッカリ秋の夜。 秋の陽はつるべ落とし posted by (C)matsukuni 良き友、良き魚、阿波の国に感謝。 (kuni) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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