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カテゴリ:株式投資全般
さて今日も新四季報を見ながらの主力株チェックを続けます。
11位 1960 サンテック (東2、非優待株) △
独立系電気工事会社大手。PBR0.21、株主持分比率は72.6%、今期最終赤字予想、配当利回り3.6%。東日本大震災後に「震災特需関連」として一瞬急騰したがその後は安値に沈む。サンテックは「資産バリュー株」としての割安感は突出しており、それゆえにずいぶん以前から歴戦のバリュー株投資家が参戦し、そして思うような結果を出せずに散ってきた。今も8位の大株主に「BBHフォー・フィディリティ・ロープライスストック」の名前が見えるが、この手の万年割安株はMBOでも無い限りなかなか結果を出せないことも事実。今期の実際の業績推移を慎重に見守りたい。
12位 3078 ユニバース (東1、10月優待) ◎
青森・岩手地盤の食品スーパー。
PBR0.51、株主持分比率は63.1%、今期予想PER6.77、配当利回り3.0%、総合利回り4.6%。指標的に割安・貴重な10月優待銘柄でその内容も魅力的。ま、優待族的には定番銘柄の一つ。
↑ りんご、うまい。
13位 2772 ゲンキー (東1、6・12月優待) ◎
福井地盤の郊外型ドラッグストア。成長加速でついに岐阜県でもトップシェア獲得へ。PBR1.09、株主持分比率31.0%、予想PER8.89、配当利回り2.3%、総合利回り4.8%。グロース株としてみれば今の水準でも割安とも言えるが、私は利益確保のため保有コスト0分の恩株を残してすでに一旦売却した。6月優待権利落ち後に恒例の暴落がなかったのがちょっと意外。最近は「優待権利落ち後の暴落」を恐れるあまり権利直前に既に株価が軟調になることも多く、以前のようには株価が分かりやすく動かないこともあるなあ、と感じる。
優待品は選択性だが、バラエティに富んでいて楽しい。
14位 3098 ココカラファイン (東1、3月優待) ○
ドラッグストア業界3位で業績好調。PBR0.81、株主持分比率49.9%、予想PER7.70、配当利回り2.6%、総合利回り3.6%。指標的な割高感は無く、いましばらくはホールド予定。
15位 8125 ワキタ (大1、非優待株) ○
大阪地盤の機械商社。
PBR0.28、株主持分比率は78.5%で有利子負債は0、今期予想PER11.36、配当利回り4.0%。指標的な割高感も無いし、主力の建機レンタルにどれくらいの復興需要が発生するのかに注目しながらホールド予定。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 20, 2011 09:53:36 AM
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