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カテゴリ:優待株について
さて今日も主力株概況シリーズです。
3位 9441 ベルパーク (JQS、12月優待) ◎◎
PF全441銘柄中、時価総額3位の超主力は、ソフトバンク専売の携帯電話販売代理店のベルパークです。
現在の株価は154300円、PBR0.87、株主持分比率66.7%、予想PER5.88、配当利回り1.7%(2600円)、総合利回り3.0%(2600+2000=4600円)で、優待は1株保有で12月株主に2000円相当のクオカードです。毎回工夫を凝らしたデザインで楽しいですし、携帯電話の進化の歴史がそのままクオカードになっている感じで興味深いですね。
ベルパークは利益水準がソフトバンクの動向・政策次第で大きく変動して読みにくいことや、その慢性的な低配当政策もあって、今やほとんどバリュー株投資家の方に注目されない銘柄になりつつありますが、指標的な割安感と十分な売上高の伸張を維持しています。 月次 を見ても、新規販売台数が9月までの累計前年比で128.0%、機種変更台数が同じく累計前年比で116.6%と全く問題ありません。
ベルパークはしがない携帯電話販売の代理店と言うことで過小評価されがちですが、携帯電話には実際には無限の可能性があり、
それは携帯電話業界が日本企業の中で有数の利益を上げていることが証明しています。
そしてベルパークは、携帯電話業界のみならず日本の産業界でも最も傑出した経営者が率いるソフトバンクグループの専業で、
かつ、人口の多い好立地に地域集中展開するという効率の良い経営を行い、
また同時にM&Aの名手でもあります。
総合的に考えれば、ベルパークは「これ以上の優待バリュー株は日本株市場に数少ない。」と言わざるを得ない、傑出した良い銘柄と思います。指標的な割安感が解消される日が来るまで、超主力の一角としてホールドしていきたいと考えています。
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Last updated
Oct 25, 2012 07:20:49 PM
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