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カテゴリ:優待株について
私は兼業投資家なので平日はどうしても本業の仕事に追われています。そのためこのブログの運用の実際と言うのは、週末の時間が取れるときに集中してぶっ通しでラフな下書きを書きまくり、それを最終的にネットにアップする日に修正と細かなアップデートを入れて仕上げるという流れになっています。
先週末は通常のPF概況シリーズの下書きをどんどん書いていたのですが、ちょうどPF140位前後の銘柄に取り組んでおり、偶然化粧品会社の4922コーセーに辿りつきました。「うわあ、コーセーっていつの間にかこんなに上がってたのか。成長力もほとんど無いのにPBRが2を超えてるやん。そういえばしばらく前に4928ノエビアHDの日記を書いたときにもえらく上がってるなあと思ったけど、化粧品会社って元々総合利回りの高い優待株が多いから、やっぱりアベノミクスバブルの元でどこも高くなってるのかな? でも確か4921不安消える、じゃないファンケルなんかはまだ安かった気がしたし、ムラが出てるかな?」ということが気になりました。
そこで今日は自らの復習のためにPF内の化粧品銘柄の現在の株価水準をざっと見てみることにしました。なおデータは2014年8月24日現在のものとなっています。
4901富士フイルムHD(みきまる評価○)は最近写真フイルムから液晶フイルム、医療機器、化粧品等への必死の転換を計っています。そしてその関係で100株で化粧品サンプル、
500株以上では自社グループ会社のヘルスケア商品などが戴けるという優待を2012年に新設したのですが、これに「500株&3年以上継続して保有した株主のみ」という極めて厳しい条件が付いています。私は優待新設後に500株買いましたが、多分優待を戴けるのは2016年3月期からだろうと思います。全上場企業の中でも優待獲得のハードルが最も高いものの一つといっていいでしょうし、私は優待族として「これはどうしても死んでも獲らないかん。」と決意しています。
4917マンダム、4922コーセー、4928ノエビア、4929アジュバンあたりは全て△評価となります。どの銘柄にもそれぞれ魅力的で個性的な優待が付いていますが、妥当な総合利回りと考えらえる位置まで既に株価が上昇していると思うからです。
4921ファンケル(みきまる評価○)は業績不振に苦しんでいますが、財務鉄壁でPBR1.18&総合利回りも4.8%出ており、「ま、今からでも持ってないなら買えなくはないかな?」という印象です。
また4927ポーラオルビス(みきまる評価○)も指標的にはやや高いですが、その分成長力があり、「ま、いい銘柄だな。」という風に思います。
次に4926シーボン(みきまる評価◎)は安いと思います。ここはその業態がどうも胡散臭いというか妖しさ満点なので投資家からは敬遠されがちなのですが、総合利回りも非常に高いですし実に良いと思います。
ま、トータルで考えると、化粧品銘柄と言うのは「優待ディフェンス株」として抜群の安定感がありますし、優待族的にはどうしても外せない鉄板セクターです。これからも新規優待新設があれば積極的に狙っていこうと思っています。
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Last updated
Aug 25, 2014 07:48:44 PM
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