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カテゴリ:株式投資全般
さて今日は株式投資本オールタイムベスト106位
相場師マーク・リッチ (ダニエル・アマン著、パンローリング、2020年) の最終回第8弾です。 今日は、第11章 法を犯したことは一度もない から。 リッチの声はいつにも増して穏やかだった。 うーん、マーク・リッチはかっこいいですね。それにしても世界一の投資家のウォーレン・バフェットも手首に巻いていることで有名ですが、凄腕投資家の時計のロレックス率は高いですね。ちなみに、私も場末の未熟な投資家ですが、長年「熱狂的なロレックス好き」です。(笑) リッチは弁解がましくならないように注意しながら、自分が無実であることを強調した。「合法と違法の境界線を越えたことは一度もない。わたしがやったことはすべて、完全に合法だった。法を犯したことは一度もない。悪いことは何もしていない。」 この本を読んで、私もマーク・リッチは完全に無実だと思いました。彼はそのあまりにも巨大な成功と、後ろ盾のない一匹狼だったことから目を付けられて、出る杭は打たれてしまったんですね。とても無念だっただろうな、と思います。 こうしたことを話すマーク・リッチは、ほとんどはにかんでいるように見えた。わたしは彼の友人のひとりから聞いたことを思い出していた。リッチは実はたいへん控えめなー内気と言ってもよいー性格で、パーティーなどでも隅に静かに座っているほうが好きなんだ、とその友人は言ったのだ。 私も常に静かにマーケットに向き合い、葉巻は吸いませんがリラックスのためにお酒をチビチビと飲み、市場参加者の行動と心の動きをじっくりと観察しながら過ごしています。 いつの日か、マーク・リッチの様な凄い投資家になれるように、これからも日々努力していく所存です。 さてこれでこの本の紹介は終わりです。抜群に面白く、同時に投資家として得るところの多い名著と思います。未読の方は是非。(終わり) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 20, 2020 02:14:26 PM
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