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リュンポリス

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2018.08.20
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テーマ:海外旅行(7025)
カテゴリ:ライフイベント
​​​​​​​​​​​​​​会社の夏季休暇を利用し、彼女と一緒に6泊7日の台湾・ベトナム旅行に行ってきました!
当初はギリシア旅行を目論んでいましたが、航空券が去年よりも高騰しているのもあって断念(年末に行くことにします笑)。その代わり、リゾート地として近年注目を浴びるようになったベトナムのダナンへ旅行することにしました。
航空券を安く抑えるには台湾桃園国際空港での乗り継ぎが必要だったので、台北市内で2泊することにし、台湾も観光することにしました!



​◆台湾:台北-淡水(2018/8/10-8/12)​
実は台湾は今回で2度目で、1度目は大学時代に友人&先輩と訪れています。その際は「千と千尋の神隠し」の舞台に似ているという「九份」や「龍山寺」等を巡ったので、今回は1度目の観光では寄ることのできなかった「台北101」「淡水」に足を運んでみました。

台北101は高さ509メートルほどもある超高層ビルで、建設当時は世界一の高層建築物でした。(現在はアラブのブルジュ・ハリーファにその座を奪われてしまいましたが…)台北101の中にある台湾で最も有名な小籠包のお店「鼎泰豊」でランチを食べ(ここで食べた小籠包は間違いなく人生で最も美味い小籠包でした…!)、展望デッキで台北の街並みを一望できました。


展望デッキからの眺め。どれだけ台北101が高い建物なのかを実感させてくれます。東京スカイツリーのように、MARVELヒーローはいませんでした。笑


淡水は「台湾のべニス」とも呼ばれるほど美麗な水の都であり、本場ヴェネチアのように入り組んだ水路こそありませんが、水辺に沈みゆく夕日は一見の価値ありです!
台北最大のデートスポットということもあり、観光客と現地カップルで混雑は極まっていましたが、水辺のレストランに入ればゆったりした時間を過ごすことができます。水辺を眺めながらのディナーは贅沢な時間でした。(日本の夜の水辺のように光に虫が寄ってくることもありませんでした。不思議ですね)


淡水に沈む夕日。ヴェネチアというよりは、ギリシャのスニオン岬を思い出しました。自転車を借りれば水辺沿いを自由に移動できるので気分爽快です!(自転車道があまり整備されていないので交通事情的に少し怖いところもありますが)



◆ベトナム:ホイアン(8/12-8/13)
台北を満喫した後はダナン国際空港へ降り立ち、ベトナム初上陸です!
まず最初に世界遺産の旧市街で有名なホイアンを観光しました。「世界遺産の旧市街」と聞くと、ロドス島のそれを思い浮かべてしまいますが、ホイアンの旧市街はランタンの立ち並ぶアジアンテイストな古い町(当たり前ですが笑)。かつてはインド・中国の中継貿易でチャンパ王国が栄え、チャンパ王国は滅びた後も江戸幕府が鎖国するまでは朱印船で日本とも交流があった貿易都市です。
昼間は、信号の無い交差点に「一時停止」「歩行者優先」という概念を失ったバイク集団が容赦なく襲い掛かり、歩道を渡るのにも一苦労なほど混沌とした町(まぁこれはホイアンに限った話ではありませんが)ですが、夜になると一転して幻想的な風景に。暗闇の帳に点々と輝くランタンは、さながら自然界に宿る神的な魂のようであり、ベトナム土着宗教のアミニズムを体現しているかのようでした。


町中に光り輝くランタン。まるでお祭りの装飾のようですが、これがホイアンではスタンダードな明かりになっています。ついついお土産で小さなランタンを1つ購入してしまいました。笑



旧市街の中にある、16世紀に日本人によって作られたとされる有名な来遠橋(別名・日本橋)。橋の上には、大地震を引き起こす伝説のナマズを供養する寺も併設されています。ベトナムと日本は現代においても多方面で協力関係にあり、観光地の至るところでベトナムで活躍した日本人の面影を垣間見ることができます。



◆ベトナム:ダナン(8/13-8/16)
ホイアンを堪能した後は、リゾート地として有名なダナンへ。フォーブス誌「世界の綺麗なビーチ6選」でも見事選出されたミーケー・ビーチ沿いのホテルに宿泊し、その美しいビーチを堪能しました。
意外と波が荒く、浮き輪を持ってきていれば波に乗れてもっと楽しかったのになぁと少し後悔・・・。波が来る直前にジャンプし、体を板のように水平にして、できる限り大波の上を漂っていました。笑


美しい砂浜と透明度の高い海水が特徴的なミーケー・ビーチ。海沿いにはシーフード・レストランと観光客向けの宿泊施設がずらりと並びます。海沿いの大通りには信号が一切無く、ホイアンと同じく「一時停止」「歩行者優先」という概念は存在しないので、迫り来るドライバーを注視しながら命懸けの障害物競走をしなければなりません。笑



ダナンのシティ・センターへと通じるロン橋。その名の通り龍をイメージしてデザインされた橋です。土日の夜になるとこの龍の口から炎が噴き出るイベントが決行されるのですが、私たちが滞在した時期はは月~水だったため、ロン橋の火炎放射は見れませんでした。
ビーチ沿いとは違ってシティ・センターはかなり雑然としており、異様な刺激臭のする道端も多いので心して観光しましょう。



夜の帳に沈むミーケー・ビーチ。ライトが賑やかな海沿いのバーやホテルと、闇に静まる海が対照的です。ミーケー・ビーチはゴミが非常に少なく(写真に写りこんでいる物体もゴミではなく、漁の道具です。定期的に腕章をつけた職員がゴミ拾いをしていました)、フォーブス誌が6選に選ぶのも納得でした。ただ、砂浜を少し掘ると、ハマグリの代わりにタバコの吸い殻が発掘できたりします。笑

◆そして、帰国・・・。

私の趣味範囲の軸には常にギリシャがあるので、観光はどうしても欧州がメインになってしまいがちですが、こうして実際にアジア地域を旅行してみると、その文化・生活・宗教に非常に興味が出てきました。ベトナム語(クオック・グー)にしても、表記文字制定の歴史に加え、前置詞や時制、語形変化が無いという面白い特徴があり、学び甲斐がありそうです。今は英語と古典ギリシア語と現代ギリシア語で手一杯なので勉強しませんがね。笑

宗教にしても、ベトナムにおいては仏教とアミニズムが融和した独特の慣習が残っており(そういう面では仏教と神道が融和している日本の宗教観みたいですね)、木々に線香やお供え物を奉納する樹木信仰(木には死者の霊が集まると信じられている模様。樹木信仰は古代ギリシャや北欧にも見られる普遍的な態度ですね)、お店に設置する神棚(天井近くに設置する日本とは違い、ベトナムでは大地とのコネクションをより意識しているのか床に設置します)、商店の入り口の両サイドに貼り付けた線香など、ベトナム独特の宗教慣習を確認することができました。

ベトナムをリゾート地として見ても、清潔でゆったりしたホテルに、美しいビーチと、なかなか素晴らしかったと思います。交通事情がカオスで、シティ・センターは信じられないほど汚い場所が散見されますが、新興国であることを考慮すれば致し方無い部分もあるでしょう。彼女とビーチで遊んだ思い出は一生モノです。

こうして、平成最後の夏を終えました。
帰りに台北で乗り継ぎをミスり、15時間空港で缶詰めになってしまったことも含め、非常に良い思い出です。笑(帰りは彼女と別行動だったので、彼女を巻き込まなかったのが不幸中の幸いです・・・笑)
​​​​​​​​





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Last updated  2018.08.20 17:41:51
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