昨日は待ちに待ったCOP10蒲郡の本番でした。
でも一昨日の夜から上腹部が痛くなり、一睡も出来ませんでした。朝になっても痛みは治まらず、食欲も全くありません。顔面の帯状疱疹が少し良くなってきたと思ったら、今度はお腹です。下痢も嘔吐もありませんが、みぞおちのあたりがズーンと痛く、熱も少し出てきました。でも腹膜刺激症状はないので、穿孔ではなさそうだと思い、蒲郡へ。朝食も摂れそうにないので、喫茶店へ行き、ホットミルクを1杯だけ飲みました。
他のことなら代役を頼むのですが、今日ばかりは休む訳には行きません。9:30に商工会議所に集合して市民会館に必要な荷物を運び、10:00から準備、11:30~例会を行い、そこでも例会の司会、13:30~のCOP10蒲郡では最初の基調講演からパネルディスカッションまでパネリストも兼ねて座長に出ずっぱりでした。例会の食事も全く食べることができず、夜は終わってから女房と鳥廣へ行く計画でしたが、とても行く気にならず、そのまま女房の運転で家に戻りました。夕食もお粥を2~3口だけで、寝ましたが、夜には38.1℃の熱が出ました。
朝起きて、熱は下がり、少し食欲も出てきましたが、ふしぶしが痛く、体がだるいです。インフルエンザでしょうか女房はCOP10蒲郡のストレスなんじゃないと言いますが、・・・。
ところで、COP10蒲郡はまずまず成功でしたよ。
来賓は鈴木克昌総務副大臣と金原久雄蒲郡市長です。
開演してすぐの時ですが、400人くらいは入ったでしょうか。本当は中ホールだと丁度よいくらいだったのですが、中ホールはクリスマスハートフルコンサートで使っていましたので、大ホールの後の方をテープを張って入れないようにしてやりました。リジョン、地区役員の方も聴きに来てくれました。
女房たちのコーラスグループ“ウィーン物語”にも合間に3曲歌ってもらいました。
最後のパネルディスカッションでは基調講演をしていただいた浜島繁隆先生にもコメンテーターとして登壇していただきました。私は写っていませんが右側の座長席で司会をしていました。
講演の内容について少し紹介しますと、浜島先生は専門の水草の調査記録から生物多様性についてお話され、愛知県でもたくさんの水草が絶滅ないし、絶滅の危険にあり、それは溜め池の改修工事や外来種の移入が関係しているという内容でした。
最初のパネリスト中西 正先生は天然記念物“八百富神社社叢”竹島の植物群落について紹介いただきました。
渥美守久先生には三河の森の木はほとんどカラスが植えたものだという話や三ケ根山のハヤブサの営巣の話やホシハジロの日本最大の飛来地であった鴨池が埋め立てられた代わりに三河湾沿岸の銃猟禁止区域を勝ち取った話などをしていただきました。
メンバーのL加藤には蒲郡猟友会会長として最近イノシシが増えて農作物の被害がひどくなり、その駆除をしている現状について話していただきました。
私は、蒲郡の蝶の中でアオスジアゲハ、アサギマダラ、ジャコウアゲハ、ヤクシマルリシジミ、ムラサキツバメをとりあげて、蝶の保護には食草をセットで考えないといけないこと、暖地性の蝶が増えることは温暖化の指標でもあり、すなおには喜べないこと、蝶の世界でも外来種の移入による生態系の撹乱があることなどを話しました。