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カテゴリ:鎌倉殿の十三人
「鎌倉殿の13人」記念に…“愛嬌の塊”トキューサ発言にネット爆笑「時政パパ譲り」「神キャスティング」
12/12(月) 後鳥羽上皇は、京都守護・伊賀光季を討ち取るよう藤原秀康に命じた。 「これをもって、北条義時追討の狼煙(のろし)とする」 「承久3年5月15日、京都守護が官軍に襲撃される」(語り)。 そして、後鳥羽上皇の使者、押松こと平知康が18年ぶりに鎌倉入り、義時追討の院宣を義村たちに届けた。 院宣は8通。北条時房宛もあった。義時は時房・泰時・朝時と対策を練る。 泰時「こうなったからには道は一つ。上皇様相手に、一戦交えるより道はないかと」 義時「官軍と戦うというか」 泰時「鎌倉を守るためにございます」 義時「おまえは、いつも私と逆のことを考えるなあ」 時房「(小声で)これは、もらってもいいですか。記念に」 義時は首を横に振る。 時房は初のお酌で泰時と酒をくみかわす。 時房「確かに、兄上には頼朝様と違って、愛嬌がない。だから厳しさが余計に目立つ。 愛嬌は大事だぞ。太郎。愛嬌は」 初「この人もないんです。愛嬌が」 泰時「叔父上にはあるんですか」 時房「あるんだよ、それが(ニンマリ)」 初「見習いなさい」 💛愛敬というと二宮尊徳が竈の平兵衛に言い渡した厳しい言葉を思い出す。 尊徳先生が小林平兵衛に諭された話が「報徳見聞記」に載っている。 尊徳先生が御殿場の小林平兵衛という人の仏壇を開帳されたところ、そこに 「諸人無愛敬諸道難成就(諸人愛敬無ければ、諸道成就しがたし)」 と書かれてあったのを見て、 「きさまは、この語をもっぱら信じ用いる者か」 とひどくお叱りになったことがあります。 「諸人に愛敬を受けなければ、道は成就しないなどと思って、人に助けられることのみ修行するものだ。 これは菜っ葉の虫が柔らかい葉を食うようなものだ。 本当に諸道を成就しようと思うなら、次のように心がけるべきだ。 諸人救助なくして諸道成就しがたし この自他の違いは大きい。 人と生まれて諸人を救助することなければ、諸道成就することなし。 人を救い助ける心を押し広げる。 そして是非を見極め、誠をもって救い助けるべきだ。 そうして後に諸道は成就するのだ」 とじゅんじゅんと諭されたのでした。 (報徳見聞記68) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.12.12 22:52:22
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