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2023.01.01
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カテゴリ:五日市先生
元旦、布団のなかで この世における生まれ変わり について思いを巡らせていた。

鎌倉殿の十三人のラスト近くのシーンで
小四郎(義時)が三浦義村に毒入りの酒をすすめるシーンがある。

小四郎「のえが体に効く薬を用意してくれてな。それを酒で割って飲むと、うまい」

義村「俺はいい」

小四郎「それとも、他に飲めない訳でもあるのか」

腹をくくって義村は、一気に盃を飲み干す。

小四郎「俺が死んで、執権になろうと思ったか」

義村「まあ、そんなところだ」

小四郎「おまえには務まらぬ」

義村「おまえにできたことが俺にできないわけがない。
俺はすべてにおいておまえに勝っている。子どもの頃からだ。
頭は切れる。見栄えはいい。剣の腕前も俺の方が上だ。
おまえは何をやっても不器用で、のろまで。
そんなおまえが、今じゃ天下の執権。
俺はと言えば、結局、一介の御家人に過ぎん。
世の中、不公平だよな!いつか、おまえを超えてやる…。
おまえを超え…超えて!いかん!口の中が痺れてきやがった。これだけ聞けば満足か!
うっ、ううっ…」

小四郎「よく、打ち明けてくれた。礼に俺も打ち明ける。これはただの酒だ。毒は入っておらん」

義村「本当だ。しゃべれる。俺の負けだ」

小四郎「平六、この先も太郎を助けてやってくれ」

義村「まだ俺を信じるのか」

小四郎「おまえは今、一度死んだ」

義村「フッ…。これから先も、北条は三浦が支える」

小四郎「頼んだ」


「ツキを呼ぶ魔法の言葉」でイスラエルで出会った不思議なおばあさんは

「五日市さん、運命というのはね、あるのよ私達の運命はね、最初からほとんど決まっていたのよ。」
「私、ユダヤ教徒の人間だけど、「生まれ変わり」を信じているの。過去世や来世というのはあると思うわ。」



五日市さんは「人は生きているうちに言葉で生まれ変わることができる」と理解した。


そして「訳注 静岡県報徳社事蹟」で紹介した報徳の実践家たちもまた
「人は一旦死んで、報徳によって生まれ変わることができる」と信じたのである。

平兵衛「権左衛門はここで死んで小林の子として生まれ変わるのだ、いいか。」
権左衛門「わかりました。」
平兵衛「では明日野州桜町に連れていこう。」
権左衛門「家には入湯とだけ言って来たので・・・」
平兵衛「一旦、死んだはずではないか。」

また、山岡鉄舟が荒木由蔵に
「報徳とはいかなることか」と聞いた。
「報徳とはひとたび死ぬることでござる」と荒木は答えた。
鉄舟「わかった。それはよろしい」と膝をたたいて言った。





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最終更新日  2023.01.01 09:54:48



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