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カテゴリ:報徳
安居院義道 日めくり 1日 現在は神奈川県伊勢原市の阿夫利神社の本山の修験密正院の香感法印がその先祖であって、中古、藤原長洛法印の代に至って、大山山麓の蓑毛村におりて居住した。 「現代語訳 安居院義道」二四頁 安居院庄七先生は、相模国大住郡大山の生まれである。現在は神奈川県伊勢原市の阿夫利神社のこと、その本山の修験(しゅげん)密正院の香感法印がその先祖であって、中古、藤原長洛法印の代に至って、大山山麓の蓑毛村におりて居住した。 その六代を権大僧都(ごんだいそうず)密正院藤原秀峰法印といい、実に氏の父である。特に諸道に通じた碩学(せきがく)の人と称せられ、天保八年(一八三七)七月十一日八十六歳でなくなった。 その妻を「サノ」といい、同国笠久保村(伊勢原市笠窪)添田儀右衛門から嫁に入り、三男二女をあげた。長男はすなわち秀英法印で先生の長兄で家をつぎ、次は女子で江戸本多佐渡守の藩中の新井万方に嫁に入り、その次はすなわち本書の主人公である庄七先生であって、三男は勇次郎氏で、有信(ありのぶ)と称し、浅田を苗字としている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.01 00:00:26
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