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カテゴリ:健康・元気
コレストロールのトリセツ
【トリセツ01 悪玉でも善玉でもない・・・超悪玉!】 ▼ 血液検査でわかる悪玉・善玉コレステロールとは? コレステロールは本来、細胞膜やホルモンなどの材料となる体にとって必要なもの。しかし血中で増えすぎると、動脈硬化を起こして心筋梗塞や脳梗塞の原因になる非常に危険な存在でもあります。それゆえ血液検査を行った際にもらえる、ほとんどの結果表にはLDLコレステロール(悪玉)とHDLコレステロール(善玉)が明記されています。2つのコレステロールに区別されているのはその働きが異なるためです。 ![]() 超悪玉コレステロール(sd-LDLコレステロール)とは“悪玉が小型化したコレステロール”のことです。 超悪玉=小さな悪玉コレステロールは普通の悪玉よりサイズが小さいので血管の壁に入り込みやすく、血中での滞在時間も長いことが知られています。この超悪玉が多ければ多いほど、心臓病になるリスクが高くなり、超悪玉が少ない人に比べても3倍高いことが報告されています。しかし現在、通常の健康診断では超悪玉コレステロールは測っていません。 【トリセツ02 悪玉を超悪玉にする犯人は、中性脂肪!】 ▼中性脂肪が多いと、悪玉が超悪玉に変化しやすい! 超悪玉の数値は通常の血液検査ではわかりませんが、大丈夫です! 実は、血液検査で測定される中性脂肪の値を見れば、超悪玉の数が多いのか少ないのか、おおまかに把握することができるのです。 【トリセツ03 アブラを使ってアブラを制す!】 ▼ 中性脂肪を減らす効果がある、アマニ油 悪玉が超悪玉に変化するのは、中性脂肪が主な原因。なので、中性脂肪を落とすことで、超悪玉の数も下げることができます。中性脂肪を落とすのにまず大事なのは「食事制限」と「適度な運動」です。しかし長続きせずに諦めてしまう人も多いかと思います。 そこでトリセツがもう一つオススメするのがアマニ油です。アマニ油は亜麻の種からとれる油で、体内に摂取すると脂肪細胞の燃焼効率を上昇させる働きのあるオメガ3系の不飽和脂肪酸を多く含んでいます。このアマニ油を12週間とり続けたところ、超悪玉コレステロールが28.9%減少したという研究もあります。また、オメガ3は青魚やエゴマ油などにも含まれているので、いろいろなもので摂取すること、「食事制限」や「適度な運動」も併用するのがオススメです。 ▼ 食事のプロがオススメする“朝オメガ”! 管理栄養士で料理研究家でもある村上祥子さん。82歳の現在でも、料理教室や執筆活動に大活躍しています。そんな村上さんの健康の秘けつが毎朝必ずとるというアマニ油だそうです。とり方はとてもかんたんで、ただかけるだけ。 村上さんは、ミルクティーにスプーン1杯(約5g)のアマニ油を加えて毎朝飲んでいるそうです。その他にも、みそ汁や納豆、サラダやヨーグルトにかけてもかんたんでおいしくオメガ3をとることができます。実は、アマニ油などに含まれるオメガ3は夕食よりも朝食にとるほうが健康効果が高いことが報告されています。8週間夕食にオメガ3をとり続けても中性脂肪に大きな変化は見られませんでしたが、朝食にとり続けると、中性脂肪が20%ほど低下したという報告もあります。 ![]() 中性脂肪が気になる方は“朝オメガ”を試してみてください。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.16 19:05:35
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