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カテゴリ:健康・元気
毎日5分だけでもOK…納得! 僧侶や尼が「若く見える」理由
アメリカの禅センターで1時間の坐禅を毎日3回、合計3時間瞑想していました。 ![]() ![]() 世界中からたくさんの人がビジターとして訪ねてきましたが、みんな口を揃えて言うんです。 「あなたたちはなぜ、そんなに若く見えるの?」と。 ヨーロッパの科学者たちが20人の長く禅瞑想(坐禅)を行ってきた人たちと、20人の同様に健康で瞑想をしない人たちのテロメアの長さを比較しました。すると瞑想者たちのほうがテロメアが長いという結果が。そして科学者たちはさらに分析します。瞑想で育まれたであろう、どういった心の状態がテロメアの長さに関係するのかを。そこでわかったのは、嫌な感情や経験を回避せずにありのまま受け容れられる心、そして自分に優しくできる心があるほどテロメアが長かったということです*。 プレジデント「素晴らしい。その体験をありのまま感じてみなさい。嫌な気分も『そうか』と感じて、ずっと握ろうとしないで手放したらいい」 なにも毎日3時間も坐禅をする必要はありません。日常生活でこうした心の観察を行うだけでも瞑想的な効果があります。さて心と体のアンチエイジング、テロメア・ケアのためにまずは1日5分、坐ってみませんか。 *禅の瞑想、テロメアの長さ、経験的回避と慈悲の役割 概要 マインドフルネスとは、判断や評価をしない方法で意図的に現在の体験に集中することによって現れる気づきのことである。その有効性に関する証拠は飛躍的に増加しており、最近の研究では、瞑想の実践が白血球テロメアの長さと関連することが示唆されている。しかし、この潜在的な関係の根底にある心理学的メカニズムは不明である。われわれは、20人の禅瞑想の専門家グループと、瞑想をしたことのない20人の健康なマッチさせた比較対象者のテロメア長を調べた。また、瞑想の実践に関連する複数の心理学的変数も測定した。Life Length独自のプログラムを用いて、テロメア測定用のゲノムDNAを抽出した。高スループット定量蛍光in situハイブリダイゼーション(HT-Q-FISH)を用いて、テロメア長分布とテロメア長中央値(MTL)を測定した。瞑想者群は比較群に比べ、MTLが長く(p = 0.005)、個々の細胞における短いテロメアの割合が低かった(p = 0.007)。どの心理学的変数がテロメアの維持により大きく寄与するかを決定するために、2つの回帰分析が行われた。MTLに適用した最初のモデルでは、次の3つの因子が有意であった:年齢、経験的回避がないこと、Self Compassion ScaleのCommon Humanityサブスケール。同様に、短いテロメアの割合を調べたモデルでも、同じ因子が有意であった:年齢、経験的回避がないこと、Self Compassion ScaleのCommon Humanity下位尺度。サンプル数が少ないという制約はあるが、これらの結果は、否定的な感情や思考を経験的に回避しないことが、瞑想とテロメアの関連に不可欠であることを示唆している。 💛6月29日 朝①+①+①昼①結跏趺坐 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.29 19:01:24
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