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カテゴリ:ツーリング/散歩日誌
天気は冬型が強まり暴風と低温という悪条件ですが、この日しかないので行くことに。肝心の行き先を決めてません。寒いので北上は嫌だし・・・。 前々から子供を連れて行ってみようと思っていたスポットに行ってみることに。確か無料だったはず。問題は3日に営業しているかどうか。ネットで調べると2日から営業してるみたいです。 で、その検索で思わぬものを発見。そこ、プラネタリウムがあるみたいです。 なんか、極寒のツーリングで冷え切ると思うので、プラネタリウムを見ながらゆっくり温まるのもいいんじゃないかー、と。 プラネタリウムのプログラムをみると、11時、13時半、15時からの3回上映。まあ、内容はなんでもいいんです、きれいな星が見れて温まれれば。 なんて思ってたんですが、15時からのが明らかに毛色が違う上映内容。面白そう!これでスイッチが入りました。低温暴風なんて関係ないです。ツーリングに行くことにしました。 でも、起きてみて風の強さにびっくり。まあ、片道60キロなので、遠くはないです。とりあえず出発です。 マシンは洗車しておいたので乗るだけです。でも、暖機中に液晶パネル内に見慣れない警告を発見。「FI」の表示。メーターのところの赤い警告灯も点灯。なんか不穏・・・。この前はメーターが死んで、今回もエラー表示。 FIは燃料装置と思われるので、自分じゃ直せません。とりあえずアイドリングだけみると問題なさそう。今日のところは近場だし、まずは行ってみる?そういうのが命取りになりそうなパターンですが、GSで給油して再びエンジンを始動したら警告は消えました。 ・・・。まあ、見なかったことに。 マシンが揺られるほどの暴風ですが、出発。目的地は自動車専用道路、国道1号線で行けるところなのでツーリングとしてはまったく面白みはないです。 気温は5度との表示。風も強いですが、穴あき変態オーバーグローブは秀逸。下はサマー用のグローブですが十分耐えれます。操作性はウィンターグローブより格段に上なので、そちらに軍配です。
オーバーパンツにネックのスカーフという組み合わせですが、指先以外は汗ばむくらいです。もっとも、それは日が出ている日中だけで、帰りは気温3度。相当寒かったですが・・・。 で、目的地豊橋の市街に到着。 この街は苦手。なんでかというと路面電車が走ってるから。免許を取るために勉強はしたはずですが、どこまで覚えているやら不安です。右左折するときに交差点で一番先頭になるとドキドキです。 で、少し中心から離れた目的地に到着です。上映40分前。ベストの間合いで到着です。バイクで来ているのは当然ですが自分だけでした。 入り口に行く途中にプラネタリウムの上映作品のポスターが。右3つはいかにも子供向け。多分、正当なサイエンスプログラムです。 でも、自分が気になったのが完全2次元作品のこちら。(後で分かりますが、完全2次元作品でした。) この冬休みに映画も見ようと思ってたんですが、時間もお金もないってことで、諦めてましたが、そんな中での発見。走り初めも出来て、2次元テイストで星空の散歩も暖かい部屋で出来るなんて、完璧なプランです。 中に入ると、アレです。体験型科学館みたいな施設です。当然、小さな子供連れの家族がたくさん。おー、投影機まであります。 正直、中年ライダーなんて場違いだし、ましてソロでプラネタリウムを見たいです、なんていう属性のひとはいないはず。実際、現場に来てみると、まさにそうだったんですが、発券機をみると、ソロの男性客が何人か並んで買ってます。 (2次元見に来たんだな!15時のプログラムはそれしかないし、言い訳不可避!) 類友がいたので自然を装い、列に並んで券を購入。ま、ライダーっていうだけ業が深いです。そこまでしてみたいのか、って感じです。 大人300円でした。 まだ上映まで時間があるので館内を見て回ります。動滑車の体験コーナー。 おー、同じ重りですが、滑車の数に応じて入力は激減するのを体験できました。力学の知識では分かっていても体験すると納得です。 でも、本番はこっち。無料施設っていうことで、以前から来てみたかった施設。地下資源館。 地下資源館、っていうだけあって入り口もこんな感じ。凝ってるなー。ほんと無料でいいんでしょうか。 中には炭鉱夫さんの採掘現場モデルが。 奥の広場では、子供達相手にサイエンス実演中。今日は目の錯覚がテーマ。白黒のパターンが描かれている円盤をまわすと、おー、赤とか緑に見える!会場の一同から歓声。でも、写真で撮るとやっぱり白黒。 不思議です。ここは立ち見してたんですが、隣にも学生くらいの男性3人組が。多分プラネタリウムを見に来た2次元探求者です。自分も類友です。 地下資源館なので、炭鉱で使われていたような展示も。 鉱石の展示では宝石もあって、自分の誕生石を見てみます。サファイア・・・。地味でしょうか。RPGのアイテムみたいです。 ほかにもいろいろ鉱石が。モリブデンとか、 ウラン鉱石とか。へぇ・・・。 まだ地下に展示室があって、降りていくと、おー、サイエンス風味満点です。 展示やら、少し触って体験できるものやらいろいろです。これ、本当に無料施設でしょうか。 ここで館内放送。15時からのプラネタリウム上映の案内です。すると、近くの男性二人組みが、 「そろそろ行くか。」 とか行って、移動していきました。どんだけ気合入ってるんでしょうか。 気合? 自分のルックスなんて、今日はこの有様。完全場違い。しかも長期連休中は不精ひげ伸ばし放題なのでピュアな世界とは完全真逆です。 で、暖かい上映室に移動して、背もたれを倒し気味にして久しぶりのプラネタリウムを満喫!30年ぶりくらいじゃないでしょうか。 45分の上映のうち、前半20分が解説員による冬の夜空、星座の探訪でした。真っ暗な上映室に満天の星空。まさに天球! あー・・・、子供のころ、田舎だったので街灯もなかったんですが、冬の夜犬の散歩に出たことがあります。田園地帯だったので隣家も遠いんです。家々から離れて行って、暗闇に目が慣れてきたころ、ふと犬から目を離して夜空を見上げたときの驚き! 本当に全天球、地平線まで星でいっぱい。天の川が大きく横たわる夜空はまさに、スペース。宇宙空間にいるような錯覚でした。あのときの感動に近いものをプラネタリウムで味わえました。 いやー、今はすっかり星空が遠くなりました。 で、後半がアニメ作品。設定が、 「世界大戦後の危険な封印都市にある、忘れ去られたプラネタリウム。 そこに迷い込んだ男は1人のロボット少女に出会う。 彼女はプラネタリウムの解説員だった。」 いいねー、ストーリーは半ば見え見えだったんですが、見ていて分かったのがかなりのカット版だということ。いかにも泣かせそうなストーリーなんですが、肝心のパートがカットされてそうな印象でした。で、完全アニメでした。天球型スクリーンで見るのは辛いものがありましたが。 ちょっと不完全燃焼だったんですが、へー、エンドロールもあるんですね。まさに映画・・・、って思ってたら、 「原作 key/VisualArt's」 とかー。エロゲメーカー作品じゃないですか!自分は古い作品しか知りませんが、エロゲでありながら泣きゲーでもあるので、通常アニメとしてリメイク、放送されるものもあります。その類だった?いや、今はただの美少女ゲーム、アニメ製作メーカーになってるかもですが。 ということは、見に来てた男性たちは、いわゆるkey作品の信者、かぎっ子達? これは意外な出会いでした。さてさて、中途半端に終わらせられた正規ストーリーが気になりますが・・・。 プラネタリウムはそういうことで楽しめたんですが、まだ館内で見れていないパートが残っていたので引き続き見学。 自分の大学時代の専攻、セラミックスのコーナー。 こういうところの展示は更新されることもなく、時代から取り残されていく感もありますが、最近話題の都市鉱山のコーナーも。まじめに地下、鉱山資源の展示館でした。 都市鉱山。石油だけが枯渇資源じゃあないです。精製に莫大なエネルギーがかかるようなプアな産地しか残らなくなってくる金属もあります。そうなったらいくら質量上は地球上に存在していても使えない、つまりないのと同じです。 身近な金属、錫や鉛もあと数十年で枯渇するようです。 そんな深遠なテーマもありながら、今日、プラネタリウムに入場するときにもらったポストカード。戦利品です。 スクランブルの走り初めツーリングでしたが、投影機からではありますが、満天の星空とカット版だけどkey作品も見れたし、なかなかの散歩となりました。 それにしても、日没後のライディングは痛覚を刺激する寒さ。風は収まってましたが、日差しってのは蓄熱に効いているんだと実感しました。久しぶりのライディングで気づいたことも多数。オフシーズン中に少しずつ改善したいと思います。
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最終更新日
2023.09.17 00:01:37
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