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カテゴリ:バイク
今の英語のネイティブの講師が大のホタル好き。珍しく同じひとに数年教えてもらってます。その間に彼は引っ越しもしていて、それでも引っ越し先の近場のホタルスポットに通うほどです。 前は岡崎に住んでいたので、岡崎の山間に深夜ホタルを見に行ったそうです。岡崎ならいそう。今は金山に引っ越してるんですが名古屋市内でもホタルが見れる公園があるんだとか。名古屋城のそばらしいですが。で、ほかにもスポットがあるらしくて教えてくれました。レッスン中に地図を見せてもらいましたが・・・、天白区のほうかな。 「天白なら、このエリアからもクルマですぐなんじゃないかな。クルマで行ってみたら。」 という先生からの勧め。確かに自分の住んでるエリアからなら天白区はアプローチしやすいです。 (行ってみようかな、スクーターで。)なんてレッスン中に考えていました。 ちょうどスクーターに興味がでてきたところ。GSXの車検で代車で借りてるレッツがあります。ホタルが活動するのは深夜のようなので、交通量も減るだろうから原付でも近づきやすいかな。週末深夜の走り屋も出るかもですが。 帰宅後、ナビで教えてもらった公園をチェック。片道20km前後か。原付では厳しいか??途中まではわかるけど、平針以降の市街地に入る辺りから未知のゾーン。ナビが必要だな。 すっかりナビ頼みのツーリングに慣れてしまって。 夕方日が暮れる前に、あれこれスマホホルダーの取り付けを検討。結果、手持ちのスマホホルダーをあっさり取り付けることができました。これはこれで覚えておきたいので別記事に。 代車だしエンジンかかるのかな。念のためエンジン始動。う、弱々しいな。なんとかかかったけど、こんなもん?やっぱり今日走ってバッテリーチャージしようかな。 夕食を食べて・・・、23時くらいからホタルは活動を始めるみたいだけど、辛抱貯まらず22時にスクーターを出して名古屋方面に向けて出発です。 いいな、スクーター。夜でも静か。暖機不要。私服でOK。気軽だわ。 22時過ぎと言っても土曜の夜。さすがにクルマは走ってる。2車線とかの部分はいいけど、1車線は後ろのクルマに気を遣います。どっか交通量の少ない並走ルートとかないかな。 電源を供給してないので、バッテリー温存でここまではスマホを点けてませんでした。ナビ起動。 うっ、結構怖い思いをして走ってきた気がするのに半分も来てないのか。残り距離のほうが多い。 気を取り直して出発。名古屋入り。天白は名古屋でも郊外だけど、ちょっと店舗が多いエリアは賑わいを感じてワクワク。いいな居酒屋。最近飲んでない。でも大丈夫、来週、再来週は飲み会予定です。今日は原付大冒険の夜活。 さてちょっと脇で目的地の確認。ナビが示す到着店が駐車場とは限らないので、停めやすい場所が目的地なのかチェック。 ・・・、よくわからない。行ってみます。 だんだん傾斜地の住宅エリアにはいっていきます。目の前に真っ黒い山のシルエット。丘なのか?外灯もなくて不気味。だけど自転車とかクルマとか時間帯の割に停まってる気が。 ってことはここがスポットでいいのか? やってきたのは相生山緑地っていうところです。ホタルが見れるらしい。 ヘルメットとか装具を外していると目の前から若いカップルが。こんなところにこの時間帯に来るなんて、肝試しか、エ〇いことか、ホタルくらいと思うので、やっぱホタルいるのかな。 カップルは用意がいいな、懐中電灯で案内図をみて奥に進んでいました。看板があるのか。 自分も。 結構広いな、これじゃあどこにホタルがいるかわからない。 って、おいおい・・・、怖ぇ!真っ暗。よくこんな中に入っていくな。目が慣れてもあんまり見えてこない。これはあれか、ホタルの時期は消灯しているのか本当に自然の山を残していて真っ暗なのか。 スマホくらいのライトじゃ道も見えないし。先がどう続いているのか見えない。カップルに続いていけばよかった。 って、あれ、周りが少し開けた。 うっ、結構ひとがいる。20人くらいはいるか??カメラを据え付けてるおっさんグループ、子供の声もするから家族連れもいるのか。いやいや、黒い人影と声が聞こえるだけで、顔も服装もみえないし。これって、人か幽霊かわからんな。黒い人影に囲まれる恐怖感というか。 暗い深夜の山奥。不気味。帰ろう。目的は果たしたので来週英語の先生に話すネタはできたし。 下りていくと途中。と、目の前を光点が横切ったような??目の中に飛ぶ光のような。気のせいかな、と思ったけど、目で追える。何かがしっかりいそう。もちろんホタルか。 あー、久しぶりにみたな。子供のころ以来だから40年近く前になるか。 田舎だったからホタルなんて珍しくもなかったです。夜外に出ると水田全体が緑に光ってる感じでした。夜に部屋に入ってくると光害。まぶしくて眠れなかった記憶が。 大体障子の裏がぼんやり光るもんだから、老婆のシルエットでも浮かび上がったらどうしよう、なんて怖くて怖くて。それこそあなたの知らない世界。そんなのばっか見てたからな。 すごく小さなホタル。英語の先生が言ってた。いまは小さなヒメボタルの時期なんだと。ダメもとでスマホで動画。帰宅後確認すると、 時間帯が早かったかもです。深夜を過ぎればもっと乱舞するのかも。 ふぅ・・・。ミッション終了。帰ります。このナビ、県道を良くチョイスしてくれるんですが、今回も水田の中を。クルマではよく使う道だけど、小さなスクーターでひとりだと不気味。 ちょっと停めて周りの暗さを楽しみます。見上げると朧月。 うは、懐かしのカエルの合唱が聞こえる。ゲコゲコ。 0時近くになってきて一気に肌寒くなってきました。道端の自販機でホットコーヒーでもあったら飲みたかったけど季節柄全部コールドに。 肌寒くて早めに帰宅するため、大きめの道路を走行。平地はそこそこ走りますが登坂はぐっとスピードダウン。原付の限界か。125ccもあればなんとかなるんですが。 日付変更線を超えて帰宅。 ふぃー、原付で夜に名古屋までいって肝試し。いい夜活ができました。寒いし、なんか怖かったのでバーバパパのカップでホットコーヒー。ふぅ・・・。ひと心地。 ところが身体に異変。 体中いたたたたた・・・。ぐったり。この疲労感はGSXで1泊ロングで帰ってきたときよりひどいかも。たった往復40km程度だったけど。50ccの足だからか、スクーターだからなのか。125ccの足ならどうだ?いや、あれかな、不浄なものでも憑いたかな。 ん-、小型バイク、夜活に良さそうなことはわかりました。使える。眠れない夜にひと冒険。ニーズをどこまで掘り起こせるかが直近の課題です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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