その昔
少年マガジンに“男おいどん”という漫画が連載されていました。そう“宇宙戦艦ヤマト”や“銀河鉄道999”で有名な松本零士先生の作品です。世界的に有名なSF作品とは全く違うマニアックなコミックです。

下宿
今の学生はワンルームマンションでオシャレな学生生活を送るのが当たり前ですが、我々の頃は“四畳半ひと間”の下宿やアパートが当たり前でした。トイレは共同、風呂はなし（あってももちろん共同）。今の若い人はとても耐えられないでしょうねぇ。

男おいどん
九州男児の“おいどん”の四畳半下宿の極貧生活を描いた漫画なんですよ。「無芸大食人畜無害」を信条とする主人公。チビで短足・がに股・ぶ男だけど、正直に精一杯生きていくんですが・・・ちょっともの悲しいペーソスあふれる作品でした。

さるまたけ
“おいどん”の下宿の押し入れは、選択していないパンツが山積みになっているんですが、雨が降るとそのパンツに“さるまたけ”なる謎のきのこが生えてくるんですよ。（どうやら松本先生の実体験のようですが・・・）“おいどん”は空腹ゆえ、それすら食べてしまうんですねぇ

きのこは
日本だけで5000種以上いるそうですよ。そのうち名前のつけられているものが2000種だそうです（その一つが“さるまたけ”？）
きのこは秋の落ち葉の下から木の子供のような姿で出てくることから「木の子」とも言われています。椎の木の下から椎茸、松の下から松茸、榎の下から榎茸と言う風に名前がつけられています。今は人工栽培の技術も進み、松茸などの特殊なものを除いては一年中手に入るようになりましたよね。旬の演出にきのこは欠かせないですね。

毒きのこ
秋になると山には入って新鮮なきのこ狩りをしてみたくなりますよね。でもねぇ素人は手を出さない方が良いみたいですよ。“毒きのこ”の確実な見分け方はないそうです。経験豊富な方でも間違えてしまうこともあるそうです。素人はスーパーのきのこで秋を感じた方が良さそうです。

というわけで
今日は秋の味覚の先取りで「和風キノコのミートソース」鶏の挽肉と山盛りきのこでミートソースを作りました。まぁイタリアンのラグーソースという寄り“あんかけ”に近いかな？コツはゆであがった麺をバターで和えること、これにより麺がくっつくブロッキングを防ぐのと“あんかけうどん”にならないようにするためです。

＜作り方＞
フライパンにサラダ油・ショウガを入れ弱火で加熱し香りを出す。香りが出たら鶏挽肉を炒める。肉がぽろぽろになったらネギ・キノコを入れ炒める。しんなりしてきたら醤油、みりん、酒、ゆで汁、ダシ、ゆで汁、砂糖入れあわせた後塩コショウで味を調え水溶き片栗粉を入れとろみを出す。
ゆであがったパスタはボールに入れバターでよく和える
皿に盛りソースをかけて出来上がり。お好みで大葉や刻み海苔をかけたりしてもOK

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