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テーマ:障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ:ひろくんについて
仕事部屋で仕事をしていると、隣の部屋で妻の叫び声とも
なんとも言えない声が響きました。 何事かと思って覗いてみると、 「今ひろくんが1人でお座りをした!」とのこと。 かなり興奮気味にそのことを早口に口走っていました。 我を忘れるほど子どもの成長を喜べる。 なんて幸せなひと時を妻は今味わっているのでしょうか。 それは何ものにも代えられない種類の幸せなのだと思います。 恐らく母親でしかわからないこと、そして、一日中ひろくんに べったりついている妻ならではの幸せなのだと思いますが、 妻に比べると役割柄、どうしても若干冷めて眺めてしまう私には とてもうらやましい光景ではありました。 でも、ひろくんがやっとズリバイから1人でお座りが出来るように なったことはひろくんにとっては大変な成長だと思います。 最近は、普段あまり相手してやれない私にも、 ひろくんはひろくんなりの反応をちゃんと返してくれたりして、 本当にとても可愛い存在になっています。ですのでいつも、 「時間をもっと取ってやれればな~」と反省ばかり。 もし、ひろくんがダウン症ではなかったら・・ などと考えるのはとても無益なことなのですが、以前と今の、 私と家族の関係を考えれば、ひろくんの存在はかなり大きいと感じます。 こんなに子どものことを深く考えることは、そして自分のことを こんなに真剣に考えることは、多分ひろくんがすくすくと成長する 子どもだったら鈍い私の事ですから、ありきたりの日常に忙殺 されてこんな大切な事に気づきもしなかったかもしれません。 私の中の光を欲している部分に、光を送ってくれているような。 うまく説明出来ませんが、ひろくんはそんな素晴らしい存在です。 これからもひろくんや家族と共に、何ものにも代えがたい幸せを 1つでも多く経験できるよう、日々過ごしていきたいと思います(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月03日 10時33分56秒
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