リセール
ファジアーノの今季からのチケット・シーズンパスの値上げは、家計を直撃だったけれど、買ってしまえば、「のど元過ぎれば・・・」というやつです。
改めて見ると、シーパスでは、メインA自由席が+51%とか、SS指定席の+38.9%とか、衝撃的な値上げ幅だった。
一方で、行けない試合は、リセールできるというシステムも導入された。
「リセール」(ファジアーノオフィシャルサイト)
チケットのリセールって、どこでいくらで販売されるんだろうか?
「1試合あたりの出品価格」というのが掲載されているが、例えばバックA自由席1,200円(通常前売価格1,800円)で購入できるんだろうか?
また、出品しようとして「リセール出品方法」のとおりやっても、現時点では、対象の試合・チケットを選択できない。
リセール制度導入により、シーパスの”損益分岐点”を計算してみた。
FAGIシート(シーパス59,000円、前売券4,100円)の場合、リセールを利用しない場合は、15試合以上観戦するならばシーパスがお得。リセールを利用(全部成立した場合)すると、7試合以上観戦でお得とハードルが下がる。
また、昨年のシーパスの予算(46,500円)ならば、今季は15試合観戦して、6試合分をリセールに回さなけらばならない。
SS指定席(シーパス50,000円、前売券3,500円)の場合、リセールを利用しない場合は、15試合以上観戦するならばシーパスがお得。リセールを利用(全部成立した場合)すると、8試合以上観戦でお得とハードルが下がる。
また、昨年のシーパスの予算(36,000円)ならば、今季は12試合観戦して、9試合分をリセールに回さなけらばならない。
メイン南指定席(シーパス46,000円、前売券3,100円)の場合、リセールを利用しない場合は、15試合以上観戦するならばシーパスがお得。リセールを利用(全部成立した場合)すると、9試合以上観戦でお得とハードルが下がる。
また、昨年のシーパスの予算(34,000円)ならば、今季は13試合観戦して、8試合分をリセールに回さなけらばならない。
S自由席(シーパス40,000円、前売券2,700円)の場合、リセールを利用しない場合は、15試合以上観戦するならばシーパスがお得。リセールを利用(全部成立した場合)すると、9試合以上観戦でお得とハードルが下がる。
また、昨年のシーパスの予算(31,000円)ならば、今季は14試合観戦して、7試合分をリセールに回さなけらばならない。
メインA自由席(シーパス33,000円、前売券2,200円)の場合、リセールを利用しない場合は、15試合以上観戦するならばシーパスがお得。リセールを利用(全部成立した場合)すると、10試合以上観戦でお得とハードルが下がる。
また、昨年のシーパスの予算(21,000円)ならば、今季は9試合観戦して、12試合分をリセールに回さなけらばならない。
バックA自由席(シーパス27,000円、前売券1,800円)の場合、リセールを利用しない場合は、15試合以上観戦するならばシーパスがお得。リセールを利用(全部成立した場合)すると、11試合以上観戦でお得とハードルが下がる。
また、昨年のシーパスの予算(21,000円)ならば、今季は12試合観戦して、9試合分をリセールに回さなけらばならない。
リセールを利用しない場合は、いずれの席種でも15試合が”採算ライン”だけど、リセールを利用した場合、価格が高い席ほど、観戦試合のハードルが下がる。これは、席種にかかわらず定額で、送金事務手数料(330円)が差し引かれるためだ。
要するに、去年よりはお得ではないけれど、前売り券を買うよりは、ずいぶんとお得になったということです。