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カテゴリ:スローフードな幸せ
ウチの裏山「弘法山の栗」大地の恵みがたっぷりと詰まって‥ 秋の味覚の中でもとくに嬉しい‘栗’ 縄文の昔から保存が効く貴重な食材として、また 豊作や勝利を祈願する縁起物でもあったようです。 そういえば「折形」にも「勝栗包み」(カチグリツツミ)といって、 武士が戦に出陣する時、勝つための験担ぎとして栗を贈った そうですが、その際の正式な包み方があるんですよ。 秦野・ふるさと公園も秋の気配 また旧暦九月九日の「栗節句」 江戸時代に、七草・桃の節句・端午の節句・七夕と並んで 「五節句」に制定され、この日は菊酒を飲み、栗ご飯を食べて 菊の花を観賞したといわれます。 恵みの秋、収穫の季節の到来です ちょうど新暦では十月で、田畑の収穫も行われる頃。 初穂を神仏に供えたり、栗ご飯を炊いたりと豊作を祝う季節。 栗ご飯は、恵みの秋の“ハレの日”のごちそうです。 稲穂もすっかり黄金色 そんなわけで、我が家も今夜は‘栗ご飯’ 初物だから、笑って食べなきゃ!と喜ぶのは私だけ。 ウチの彼は‘真っ白な銀飯’が一番好きなんですって。 (そういう世代です‥) ●オマケでウンブリア州の栗の村 サンタ・レスティトゥータ村をご紹介します。 ここの人口は、全部で15人いるかいないかだそうで、 「15人の村」が現役というのもすごいです。 『栗ならここの村じゃなきゃ』と連れて行ってもらいました。 プリっと小粒でしたが、とても甘くて美味しい栗でした。 イタリアは栗ご飯じゃなくて焼き栗の季節らしく、 専用の穴が開いたフライパンがお店に並んでました。 最初見たとき、穴の開いたフライパン? はて、何に使うの?と、とても不思議でしたが、 以前「幸せは、すぐそばに♪」でもご紹介した 暖炉の火にかけて焼き栗にするための道具でした。 栗を売ってくれた人たちは、山の達人といった感じ。 大きなキノコが二本、工房のすみに置いてあって 『さっき、採ってきた。今日のお昼ご飯なんだ』と 嬉しそうに話してました。 ふだんは樵(キコリ)さんなのかしら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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