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テーマ:最近観た映画。(39058)
カテゴリ:映画・TV・音楽・エンターテイメント
封切りから久しいのですが、
なかなかタイミングがなく、今日ようやくヨメと見てきました。 ただ、いつも行く「ワーナー・マイカル大井」の 上映スケジュールを見ると、夜の1回だけになっていたので、 しかたなく「ワーナー・マイカル大宮」まで足を伸ばしました。 全体的には、何となくですが 「前作ほどのインパクトはないなぁ」という感じ。 何なんでしょうか。 たとえば前作は、夕日町内の人々が集まるシーンが 鈴木オートにテレビがやってきた、というシチュエーションで、 いかにも昭和33年をあらわしていたんですが、 今回の集合シーンでは、 向かいの茶川さんが芥川賞を受賞するかもしれない、 というシチュエーションだったんですね。 この設定は現代でもありえるわけで、 このあたりがインパクトに欠けるところなのかなぁ。 前作は最初はともかく途中からじわりじわりと動員数が増え、 大ヒットにつながったんですが、 今回は前作の実績から、みんなが期待しすぎた風がありますね。 だからどちらかというと既にフェードアウト気味です。 それが証拠の「大井」では夜1回上映につながっているんでしょう。 「大宮」でも観客はわずか20人ばかりという寂しさでした。 それにしても、 やっぱりVFXの技術は前作をしのぐほどの出来栄え。 最初のゴジラが登場するシーンは圧巻ですね。 僕の場合は、やはり趣味的には鉄道のシーンに釘付けになります。 前作のC62が引く集団就職列車が荒川を渡るシーンもリアルでしたが、 今回は神戸行きの「こだま」号のディティールに目を見張りました。 東京駅のシーンでは、うっすらとホーム越しに 今は複合オフィスビルに建て替えられた旧国鉄本社が見え、 ホームに入ってくる普通列車も、 当時全盛だった「80系」と呼ばれる湘南電車。 先日、テレ朝で放送されていた「点と線」の東京駅シーンとは 比ぶべくもない緻密で正確な再現です。 それから、大田区あたりを走る「こだま号」。 一瞬のシーンでしたが、とても模型を走らせているようには 見えませんでした。 都電もベージュとグリーンの2トーンから、 ベージュに赤帯の晩年の塗装に変わりかけの頃が よく再現されていました。 ついでながら、今日、見に行く前の昼食はこれ↓ ハウス食品が映画とタイアップして開発した 『即席ハウスカレー』。 ルーがまっ黄っ黄。懐かしさあふれる色合いです。 食べてみると、薄味でさらっとした感じが当時と一緒。 そうそう、物心ついたときのカレーライスって こんなんやったなぁ、と感慨にふけりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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