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テーマ:最近観た映画。(39161)
カテゴリ:映画・TV・音楽・エンターテイメント
封切りから久しいのですが、
なかなかタイミングがなく、今日ようやくヨメと見てきました。 ただ、いつも行く「ワーナー・マイカル大井」の 上映スケジュールを見ると、夜の1回だけになっていたので、 しかたなく「ワーナー・マイカル大宮」まで足を伸ばしました。 全体的には、何となくですが 「前作ほどのインパクトはないなぁ」という感じ。 何なんでしょうか。 たとえば前作は、夕日町内の人々が集まるシーンが 鈴木オートにテレビがやってきた、というシチュエーションで、 いかにも昭和33年をあらわしていたんですが、 今回の集合シーンでは、 向かいの茶川さんが芥川賞を受賞するかもしれない、 というシチュエーションだったんですね。 この設定は現代でもありえるわけで、 このあたりがインパクトに欠けるところなのかなぁ。 前作は最初はともかく途中からじわりじわりと動員数が増え、 大ヒットにつながったんですが、 今回は前作の実績から、みんなが期待しすぎた風がありますね。 だからどちらかというと既にフェードアウト気味です。 それが証拠の「大井」では夜1回上映につながっているんでしょう。 「大宮」でも観客はわずか20人ばかりという寂しさでした。 それにしても、 やっぱりVFXの技術は前作をしのぐほどの出来栄え。 最初のゴジラが登場するシーンは圧巻ですね。 僕の場合は、やはり趣味的には鉄道のシーンに釘付けになります。 前作のC62が引く集団就職列車が荒川を渡るシーンもリアルでしたが、 今回は神戸行きの「こだま」号のディティールに目を見張りました。 東京駅のシーンでは、うっすらとホーム越しに 今は複合オフィスビルに建て替えられた旧国鉄本社が見え、 ホームに入ってくる普通列車も、 当時全盛だった「80系」と呼ばれる湘南電車。 先日、テレ朝で放送されていた「点と線」の東京駅シーンとは 比ぶべくもない緻密で正確な再現です。 それから、大田区あたりを走る「こだま号」。 一瞬のシーンでしたが、とても模型を走らせているようには 見えませんでした。 都電もベージュとグリーンの2トーンから、 ベージュに赤帯の晩年の塗装に変わりかけの頃が よく再現されていました。 ついでながら、今日、見に行く前の昼食はこれ↓ ハウス食品が映画とタイアップして開発した 『即席ハウスカレー』。 ルーがまっ黄っ黄。懐かしさあふれる色合いです。 食べてみると、薄味でさらっとした感じが当時と一緒。 そうそう、物心ついたときのカレーライスって こんなんやったなぁ、と感慨にふけりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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おはようございます。
この映画、鉄道ファンにはたまらないようですね。 懐かしい味のカレーライス、食べてみたいなぁ。 実家ではSBゴールデンカレーだった記憶です。 (2007年12月16日 09時16分18秒)
>この映画、鉄道ファンにはたまらないようですね。
そうなんですよ。完成映像もさることながら、メイキングシーンもたっぷりと見たいですね(^_^) >懐かしい味のカレーライス、食べてみたいなぁ。 >実家ではSBゴールデンカレーだった記憶です。 SBゴールデンカレーは、確か今風のルーの色だったような…。僕も小学生の頃は既にそれでした。 (2007年12月16日 10時49分08秒)
僕も見ましたよ。
実は逆の感想で、「2」の方が好きなんです。それは周囲からの声が少なかったからかもしれません。 「1」はみなさんが絶賛されていましたけど、ドラマ自体は普通のホームドラマだという印象でした。みなさんがいいなと思っているのは、多分ドラマ的なことよりも、昭和30年代の懐かしい雰囲気なんでしょうね。 「2」も上映時間2時間半近くあったと思いますが、飽きずに見ることができました。 冒頭の「ゴジラ」は引き込まれましたね。やんわりと戦争の傷跡を織り込んでいるところもよかったです。 逆にメーンの「芥川賞の騒ぎ」はオチも早々に見えてしまうので、あまり関心できないエピソードでした。もうひとひねり必要だったかもしれません。 (2007年12月17日 15時15分16秒)
>実は逆の感想で、「2」の方が好きなんです。それは周囲からの声が少なかったからかもしれません。
なるほど。そうですか。 このあたりは人それぞれ意見の違うところですよね。 >「1」はみなさんが絶賛されていましたけど、ドラマ自体は普通のホームドラマだという印象でした。みなさんがいいなと思っているのは、多分ドラマ的なことよりも、昭和30年代の懐かしい雰囲気なんでしょうね。 > >「2」も上映時間2時間半近くあったと思いますが、飽きずに見ることができました。 そうそう。おそらく前作はドラマのストーリーと言うよりも、当時の懐かしいアイテムが画面一杯に展開されていることが、絶賛の大きな理由だったと思います。 >冒頭の「ゴジラ」は引き込まれましたね。やんわりと戦争の傷跡を織り込んでいるところもよかったです。 > >逆にメーンの「芥川賞の騒ぎ」はオチも早々に見えてしまうので、あまり関心できないエピソードでした。もうひとひねり必要だったかもしれません。 今朝の読売新聞で、結局2作目の方が1作目より動員数が多いこと、興行収入も上回ったことが記事になっていました。 なんだかんだ言いながら、2作目を支持している人の方が多かったんですね(^_^) (2007年12月17日 16時22分28秒) |
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