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テーマ:食品スーパーマーケット(4)
カテゴリ:ビジネス・経済・政治
車で20分ほどのところに、よく通うホームセンターがあるのですが、
その向かいに昨年秋、『カスミ』というスーパーマーケットが開店しました。 茨城県が地盤のチェーンで、茨城県内には90店舗近くあるのですが、 最近は他県への展開も活発で、埼玉県内も25店舗を数えています。 今日、初めて訪れてみました。 いわゆるふつうの食品スーパーでしたが、 菓子パンが他のチェーン店より安く、買いだめしてしまいました。 このところの全国的な傾向として、 特定の地域でチェーン化してきた食品スーパーが、 県境を越えて店舗展開するケースが多くなってきました。 この『カスミ』もそうですが、 埼玉県が地盤の『ヤオコー』や『ベルク』は、 関東一円に店舗を広げており、 群馬県が地盤の『ベイシア』は、関東一円はもとより、 中京圏・関西圏にも展開中。 関西でも、たとえば滋賀県が地盤の『平和堂』は 京都・大阪・兵庫等の関西圏のほか、東海地区や北陸地区に進出中で、 和歌山県が地盤の『チェーンストアオークワ』も 大阪・兵庫・奈良のほかに東海4県にも展開しています。 北海道の道央が地盤の『アークス』というスーパーチェーンは、 各地のスーパーマーケットを傘下におさめ、 北海道全道にネットワークを広げましたが、 さらに本土に上陸し、北東北のチェーンスーパーも傘下として、 どんどん南下していってます。 いずれも、元々の地盤だけを商圏としている限りでは 成長に限りがあるため、さらなる成長をめざして 商圏を拡大させる戦術に出ているわけですが、 結局はライバル相手もこちらの土俵に入ってくるわけですから、 オーバーストア状態になるように思います。 最終的には、顧客のニーズに合致したマーケティングが 必須のように思います。
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最終更新日
2013年01月12日 20時00分36秒
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